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zoom RSS 【ジャンプ展】 Me, Japanese Boy

<<   作成日時 : 2017/10/07 01:32   >>

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 秋葉原の夜は更け、男達はしたたかに酔っていた。
 飲めない私も、女子達にちやほやされ(あくまでビジネスなので)、大洗女子の制服を着た子に非常に感じの良い対応をされて、半ば泥酔しているのも同じようなものだった。
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 (参考画像)

 その店は、夜も深まると新旧問わずアニメのOP・ED映像をランダムで流すらしい。
 沖田浩之版「燃えてヒーロー」は、こちらの期待通りさほど待つ事もなく店内のモニターに流れ始めた。
「見ろ! モニターを見ろ! アンセムだぞ!! 正座して聞け!!」
 日本酒の飲み過ぎでダウン寸前の同行者にそう強要すると、そいつは呆れ果てた表情で私を見つめ、あからさまな不満を示した。
「いいよ別に〜、興味ないし〜。ほんとに好きなんだね、キャプテン翼…」
 だが、こちらとて酔っているのだ(その場に)。精一杯ヒロ君の真似をして歌い始めると、店内の数箇所でシンガロングする声が聞こえるではないか。

 席は離れているのでそれぞれ顔は見えないが、想いが同じである事は明々白々であった。年齢も出身地も違う、名前さえ知らない初対面(対面してないけど)の野郎共が、確かにキャプ翼という一つの絆で結ばれた瞬間である。
 土田プロ、ヒロ君、勿論陽一先生に、この不思議な縁を感謝せざるを得ない。驚くべき事に、ほかの作品ではそのような事が起こらなかったのだ。夜は更に更けていった…。

 ちなみに、会計は結構な値段になっていた事を付記しておく。我々は調子に乗りすぎた。


                                                                 


【Captain Tsubasa】ジャンプ展 Jumpin' Jump Flash Part.1 (1/2)


 ようやくジャンプ展に行ってきた。どうせレポートを書く事になるのだから早い段階で前売りチケットを買っておくべきだったのだが、過ぎてしまった事は仕方ない。
 とはいえ、実はキャプ翼舞台のチケットよりも先に買っているのだが…さすが業界をリードしてきた少年漫画誌だけあって、開催期間も長ければ展示場所も六本木ヒルズと何とも小憎らしい場所だ。
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 閉会まで一週間とちょっとの時点で、悠々と訪れる事が出来た。

 まだ開催期間中なのでネタバレには配慮するが、正直言って詳細に書き出せるほど展示原画を覚えていない。
 これ以上記憶が曖昧になるのが怖いので、今さっき観てきた帰路の途中のカフェでこの文章を書いているが、これといって配慮する必要もなさそうだ。特にネタバレの心配もない、ひねりの無い感想になる。ある意味で好都合だ。


 今年何度目かの六本木。

 これほど六本木に通う年は珍しく、デンマークのギロッポンコンビに羨ましがられそうである。


 何度乗っても気圧で鼓膜に嫌な感じが残るヒルズ高層階へのエレベーターで到着すると、ジャンプ展に向かう人はなんと私だけ。オープニング映像の鑑賞時も私を含め5名だけと少人数で、少々不安になってしまう立ち上がり。
 訪れた人しかわからない事を書くと、映像鑑賞時に皆がベンチに座る中、私は後ろの鑑賞台に一人立って若さをアピール。だがそんな事は誰も気にしていないのであった。

 オープニング映像は創刊〜1980年代の名作漫画のコマを動かして音楽やSEを付け、数分間のムービーにしたものだが、看板漫画は勿論、『ついでにとんちんかん』や『The Momotaroh』など私の小学生時代を捧げた作品もしっかりピックアップされていて、なかなかどうして侮れないものであった。


 基本的には、作品ごとにゾーンが設けられ、原画や当時のグッズが展示されているという内容。勿論、そのゾーンの大きさはヒットの度合いによって異なる。
 『ハレンチ学園』『男一匹ガキ大将』というジャンプ黎明期を支えた作品に続いて、いきなり『シティーハンター』『キャッツアイ』『キャプテン翼』と連なる超俺得ゾーンへと突入。おいおい、もうクライマックスかよ! 早すぎるぜ!!

 この3作品、個人的にジャンプ漫画ベスト3の大好きな作品なので、いきなり固まられて個人的には困惑である。
 北条・陽一両先生による原画はどれも画集や単行本で見た事があるものばかりだが(当たり前か)、それと同じくらい感動したのが当時のグッズの数々だ。
 おお、『シティーハンター』の主題歌を集めた『ドラマティック・マスター』の未開封新品が! これ、千葉の駅ビルで買ったんだよなぁ、俺…これまたほぼ未使用の缶ペンケースが!
 つーかTM Network「Get Wild」(いちいち書く必要もないと思うが、第1期アニメのEDテーマにして劇伴アニソンに革命を起こした楽曲)のアニメ版スリーヴ付アナログシングル! これ初めて実物見たぞオイ!
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 (現在よく知られているジャケット)
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 (今回初めて現物を見たアニメバージョンのジャケット)

 …おっと、このブログはキャプ翼が中心なのにいかんな、『シティーハンター』の事でばかり興奮しているぞ。

 キャプ翼連載当時の関連グッズだが、海外のものも含めキャプ翼展及びキャプ翼ファンフェスタでの展示とも被りは殆どなかったと思う。塩ビ人形11人セット、あれ今でも欲しいなぁ。今年の当ブログの10周年記念企画で購入を検討したメンコ等もあった。
 テクモ版のファミコンソフトが、原作準拠の『1』しか飾られていなかったのは何らかの意図を暗示しているのだろうか…勘繰り過ぎだとは思うが、ここにつっこまねばCome on United!ではあるまい。


 キャプ翼と北条司作品に対し、私に温度差が生まれてしまうことはご容赦願いたい。ファン歴は北条作品の方が圧倒的に長いし、キャプ翼に関してはここ数年何度も展示物を観る機会があった。北条作品の展示を新鮮に感じてしまうのは仕方がない事だ。
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 異常なまでに服の皺を書き込んでしまうほど、自身の画力をトゥーマッチな程に高めている北条先生だが、初期の飾らない絵もフレッシュな魅力に溢れていて、心を捉えて離さない。
 『シティーハンター』冴子の初登場回ラストのコマは「やっぱりいい女だなぁ〜」と唸ってしまったし、『キャッツアイ』連載開始当初の来生三姉妹のまだ垢抜けない絵柄にも普遍的なかわいらしさがある。この時期でしか味わえないチャーミングさがあるのだ。

 逆に、80年代の陽一先生の絵は勢いといい画力といい、間違いなくキャリアハイであろう。オーバーヘッドキックやボレーシュートなど、動きのある絵を空中に展示していたのもナイスだ。
 型にはまらず、何かに突き動かされるように描いているようなパワーが絵から溢れている。間違いなく、何かがこの時の陽一先生には舞い降りていたとしか思えない。そんな恐れ知らずの猛進ぶりが、漫画界でも類を見なかった大胆な構図やパース、コマ割りを生んだのだろう。
 原画でなく展示の一部だったと思うが、全国小学生大会決勝で仲間達の想いに背中を押されながら日向相手にゴールに突進する翼のコマ(珍しく「翼!」「翼!」の連呼がドラマティックにハマった例)で、不覚にも目頭が熱くなった。
 こういう奇跡的な時間って、人生の中でもそうそうない貴重な体験なんだろうなぁ。陽一先生と直接話したわけでもないのに、勝手に当時に思いを馳せていた。


 私が週間少年ジャンプを購読するきっかけとなった『聖闘士星矢』、当時熱狂的なファンが周りに多く私も上京後に全巻読破した『キン肉マン』を順に観ていくと、人が少なかった理由がようやくわかった。
 『北斗の拳』『こち亀』ゾーンで多くの人が滞留していたのだ。作品としての評価の差なのか…と一瞬複雑な気分になったが、『北斗の拳』は原画の数も圧倒的に多く(もしかすると一番多かったのでは?)、特別映像まで流されていたのでここで足が止まるのは当然か。


 これまた映像が用意されていた鳥山明作品ゾーンを抜けると、創刊から80年代までを一気に駆け抜ける広いブースに入っていく。
 代表的な作品は殆どここで網羅されているが、ここまで挙げた作品よりはさすがに原画の数も少ない。

 個人的には、『はだしのゲン』『ブラックエンジェルズ』江口寿史(アイドルと結婚しやがった人)作品をもっと観たかったし、実際そこも楽しみにしていたのだが、他にも名作が多いのでこれで納得するしかない。

 『ブラックエンジェルズ』には、このブログでも初期に随分世話になった。
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 これらの画像を使って一生懸命ネタ記事を書こうとしていた時期もあったが、もうあの頃読んでくれていた人はこのブログの事を忘れているだろうな…。
 『ブラックエンジェルズ』を知ったきっかけは、親が誰かからもらってきた単行本の存在。こんなハードな漫画をくれた人は一体誰なのだ。今更訊いても、親も覚えていないだろうが。

 江口寿史先生は漫画からでなく、ファミレスのデニーズのメニューが入り口であった…と書いてはみたが、これもある程度の年齢じゃないと何の事だかさっぱりわからないんだろうなぁ。
江口寿史はPANTONEで描いてたデニーズの頃が一番好き(Naverまとめ)
 家族とデニーズに行く度、内心で「かわええのうかわええのう、お洒落じゃのう」と思っていたものだ。勿論、そんな事は一切口には出さなかったが。
 ちなみに、江口先生ゾーンは熱心なファンらしきオシャレ女子が食い入るように『ストップ! ひばりくん』の原画を見つめていたので、何となく身の置き方に困ってしまい、一度キャプ翼のゾーンまで戻ってもう一度観直すことにした。だからこの集合ゾーンまでの作品展示は、2回観ていることになる。


 思わず抜作先生のギャグ原画で「フッ!」と笑いが漏れてしまった『ついでにとんちんかん』全部の原画がどんなシーンだったか容易に思い出せて、いかに自分がこの作品のファンであったかを今更ながら痛感した。えんどコイチ先生、お元気ですか?
 『とんちんかん』もアニメ化したのだから、ちょっとグッズも観たかったな。うちの妹が持っていたぬりえ帳とか(兄妹揃ってファンでした)、数十年ぶりに拝んで感涙に咽んでみたかったものだが。アニメは甘子ちゃんの作画がえらくかわいかったね…声も日高のり子だったし。


 『ジョジョ』1〜2部がこのゾーンに入っている事に、現在でも圧倒的な数を誇るファンは不満があるだろうが、勿論この作品のピークは1990年代以降ということになろう。当然、次のジャンプ展でも展示があると予告がされていた。
 80年代は下ネタギャグ漫画だった『ターちゃん』(この後バトル展開へ)、『ろくでなしBlues』『タルるーとくん』『電影少女』『ダイの大冒険』等にも同様の注釈が付いている。これらの作品が主役になるのはこれ以降のお話。まだ焦る必要はない。


 さて、ここで気になるのは我らがキャプ翼のWY編は、次のジャンプ展で取り上げられるのか? という事だ。わざわざ江口寿史ゾーンからキャプ翼ゾーンに戻ったのは、それを確認するためでもあった。
 結果としては、そういった表記は一切確認出来なかった。それどころか、現在でも続編が描かれている事にも触れられていない有様だ。『キン肉マン』はしっかり説明文に書かれていたのだが…もっとも、ある意味でそれは正解のような気もするが。
 よって、もしピックアップされても、ゾーンは今回の『はだしのゲン』『ブラックエンジェルズ』程度の大きさにしかならないと思われる。

 という事で、次回は私がわざわざ訪れる必要はなくなった。むしろ私の世代は1990年代がリアルタイム読者だった時代と思われるので、有志の方のレポートに期待したい。



 当初は今回限りでまとめるつもりだったが、何だかんだで長引きそうなので次回へ続く。
 本来なら今月は休止期間だったので、あまり引っ張らず今週中には決着を付ける予定。既に文章も書き終えている。

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