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zoom RSS Back of My Mind 【サッカー書評とかキャプ翼ネタバレ感想とか】

<<   作成日時 : 2016/04/08 02:28   >>

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 とりあえず次回更新の時には忘れてそうなので予め書いておくと、次号のグラジャン発売日がちょうどこのブログの開設日と同じである。単なる偶然だが、何とも奇妙な一致だ。
 というわけで、もうすぐこのクソブログも10年目へと突入である。自虐でも何でもなく、本当に何の意味もないブログではあるが…本当に続けるつもりなのか。続けるつもりです。
 来年は遂に10周年を迎えてしまうわけだが、特にこれといって何かをやるつもりはない(もう過去に散々振り返り企画はやったつもり)。恐らく、いつものように某世界的サッカー漫画のネタバレか、サッカー漫画の感想を書いている事であろう。本当に何の意味もないブログだ。続けるつもりなのか?続けるつもりです。

 しかしすっかり勘違いしていたが、4/1に開設したものだとばかり思っていた。いつものように深く考えず、衝動的に始めてしまった事は鮮明に覚えているので、そんなにきっちりと月の初めから区切り良くスタートしたわけでないのは当然か。元々は普段表で言えないようなオタク方面の独り言をひたすら書く予定で立ち上げたブログだったので、何の意味もないのは予め定められていた事である。なーんだ、当初のコンセプトから全くブレてないじゃん。
 そんなブログに付き合ってくださる方々には、感謝の念しかありません。本当にありがとうございます。


                                                                 


【Football Culture】フットボール書評 Books are Burning 第19回

 今月は特に購入予定がないので、先月入手した2冊(提供1冊・購入1冊)を2回に分けて書こうと思う。自分で言うのもなんだが、酷い手抜きだ…普段だったら2冊はまとめて書くのに。来月辺り、またまとめ買いでもしようと思う。
 今回は、またしても漫画マイスターから提供頂いた作品を取り上げる。毎度本当にありがとうございます・



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お・ね・が・い(少年サンデーコミックス)
山田貴敏


[あらすじ]


〔お・ね・が・い〕

 ついつい小さな願掛けに自分の行動の行く末を託してしまうサッカー少年、北村。あの車が右に曲がったらいい事がある、あの犬が次の木で逆立ちしたら告白する…そう、そんな消極的な性格のせいで、想い人である後輩のゆみちゃんに対しても引っ込み思案のまま。当然ながらプレーにもそれは影響し、ドリブラーとして特徴あるプレーをしながらも3年間レギュラーになれないまま、高校サッカープレーヤーとしての日々が終わろうとしている。

 そんな自分自身から変わりたい。遂に一大決心をした北村は、ドーハで厳しい戦いを続ける日本代表に全てを託した。“日本が三連勝してワールドカップに出場したら、ゆみちゃんに告白する”。
 当時、イランに負けて悲願のアジア最終予選突破が絶望的とされていた日本代表。だが、ここから南北コリアを連破し、あとは最終戦に勝利するだけの状況にまで事態を好転させていた。そして、迎えたイラク戦…。


〔右か左か?〕

 神奈川県大会2回戦、絵古田高校(サンデー作家の先生方は本当に西武池袋線の駅を引用するのが好きだなぁ…)vs雄総学園の試合は両者譲らず、PK戦へと縺れ込んでいた。
 絵古田高校の相楽豊は、どこか他人事のように勝負の行方をピッチで見つめていた。まさか、自分までキッカーの順番が回ってくることはないだろう。何しろ、自分はここ一番のプレッシャーに弱いのだ。試合でのPKも外し、好きなはずの優生も友人に奪われた。

 遂に回ってきたキッカーの大役。重圧に押し潰されそうな彼の視線の先には、友人に肩を抱かれながら涙を流す優生の姿があった。自分は、何を怖がっていたのだろう。蹴るべき方向、伝えるべき言葉。もはや、相楽に迷いはなかった。


〔Jゴール〕

 高校時代は無名の存在ながら、Jリーグ・東京サンデーズに大抜擢された加倉ノリ。連敗中のチームでも加入時からすぐに起用され、誰よりも本人が戸惑っていた。
 チームは、ヨーロッパ帰りのMF・奥山堂(モデルは間違いなく奥寺康彦だろう)の扱いに手を焼いている最中。彼のサッカーセンスに、チームメイトがついていけないのだ。冷たい態度を取る奥山をサポートしようとフィールド狭しと走り回る加倉だったが、オウンゴールまで決めてしまう醜態を晒し、チームメイトからは酷評の嵐。しかし、奥山だけはそんな加倉を評価していた。

 だが、そんな奥山の声は加倉に届かない。とにかく、周囲に迷惑にならないようなプレーを。チームメイトからは評価され始めた加倉の無難なプレーだが、それに対し奥山は再び態度を硬化させ始める…。


〔Just アシスト!!〕

 小学生時代、いじめられっ子だった自分を救った大河。そんな彼に心酔し、大河にゴールを取らせる事のみを目的にサッカーを続ける高校生、北鳥。そんな健気な北鳥に対し、大河の要求はあまりにも過酷なものだった。ちょっとでもパスが合わなければ、容赦なく北鳥を蹴り回す。
 そんないびつなプレーが、全国レベルで通用するわけがなかった。県予選決勝では強豪・帝央に北鳥が徹底マークされ敗北。大河は怒り狂い、サッカーを辞める事を宣言し部を去った。北鳥にとってサッカーは大河そのもの。彼が辞めたサッカーを、北鳥が続ける意味も最早存在しなかった。

 2人を必死に部に戻そうと説得を続けるマネージャーの花火だが、その声は届かない。そんな彼らの元に、まさかの全日本選抜への召集の話が舞い込んだ。異例の抜擢、相手は世界最強のドイツユース。すぐさま復帰を決めた大河だったが、北鳥の心は揺れていた。


[感想]

 もはや説明の必要はなかろう。『Dr.コトー』のビッグヒットで漫画界に名を残す作家、山田貴敏(私は名前を勘違いしていたが…)。そんな山田先生が、Jリーグバブル華やかなりし1994年に残したのがこの短編集だ。
 この先生がサッカー好きというイメージは一切なかったが、取材で行った92年のナビスコカップ(93年のJリーグ開幕前に行われた初回大会)からサッカーファンになった…と表紙の折り返し部分で自ら語っている。当時はサンデーを購読し、単行本を重点的にサンデー作品から選択して買っていた私だったが、このような事実は全く知らなかった。相変わらずアンテナがポンコツ過ぎる。だが、サンデーでサッカーといったらそりゃ『俺たちのフィールド』があったからなぁ…無理もない、と思って頂きたい。
 ちなみに、92年〜94年初頭まで続いたサンデー重点買いは、ちょうどこの単行本が発売された時期あたりからヤンジャンへと移行していく事になる。我ながら、やる事が極端な男だ。

 閑話休題。どの話も基本的には、見た目が冴えない主人公(「右か左か?」除く)が、サッカーに恋に一歩踏み出していく…という青春ストーリー。もうちょっとモヤっとした感じの絵の人…という勝手な先入観があったが、女の子が結構かわいいので感情移入はしやすい。90'sの良き雰囲気が感じられる絵柄、ストーリー。取り立てて派手な所はないが、後に大きなヒットを生み出す作家の作品だけあって堅実でそつが無い。
 時代の空気が濃厚なのも楽しい。ドーハでの日本代表をストーリーに重ねた「お・ね・が・い」、開幕当時のJリーグの熱い風を弥が上にも感じてしまう「Jゴール」は、あの時代でなければ生まれなかった作品であろう。
 試合描写にそこまで重点を置かなかったせいか、細かい粗は目立たない。上手いバランスだと思う。この点は短編だから出来る事であろう。『Jドリーム』『俺フィー』『シュート!』と、当時の各誌の看板サッカー漫画はいずれもヒットしたものの、後世から読み返すと試合関連の事項に突っ込み所は多い。これは、サッカーを観る目が肥えてしまった現代と比べてしまうと仕方の無いことだ。そこをトンデモで突き抜けつつ、普遍的なテーマをきっちり押さえまくっているキャプ翼無印が未だに読み続けられているのは、ある意味で必然である。

 主人公は大体表紙画像右上みたいな見た目で、こういう人間に泥臭くサッカーをさせる事に山田先生がこだわりを持っていたのかもしれない。登場ヒロインはどれも派手な見た目ではないが(元々の絵のせいかもしれないが…)、そこが何だかグッと来る。個人的に4人とも結構好きな感じ。

 巻末コメントが熱い。
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 もう既に皆さんもご存知の通り、1993年にドーハで味わった絶望の後、日本代表は度重なる迷走と苦難の末、1997年のジョホールバルにて歓喜の瞬間を迎える事となる。検索してもそれらしい情報は出てこなかったけど、山田先生は“次の宝物”を手にする事が出来たのだろうか。


                                                                 


【Captain Tsubasa】『キャプテン翼 ライジングサン』ネタバレ感想 先制ゴール決めてるんだろ?勝利くれよ…

 連続で載ってた『ぬ〜べ〜』『怨み屋本舗』『不能犯』を立て続けに読み、グラジャンを閉じた。キャプ翼を読み忘れた事に気付いたのは数時間後だった…何のためにグラジャン買ってんだよ。


〔ランジェロと某猛虎の予想みたいな展開でドン引き(言い過ぎ)〕

 井川のヘッドを胸で受け止めたディアス。この試合、ここまで守備での活躍ばかりが目立つが、それは天才にとっては不本意であった。彼の本来の仕事は、点を取る事。
 一度は日本に負けた身、失うものなど何もない。チャレンジャーの気持ちで挑む試合。ならば、無謀でも挑戦してみたい事がある。それは、フィールドの端から端までを駆け抜けるドリブル突破。100mを独走するドリブル、前代未聞である。
 だが、CKに大挙して上がっていた日本の選手達。そんな彼らが形成するアルゼンチンゴール前の密集さえ抜けてしまえば、決して不可能なプランではない。

 慌ててディアスにプレッシャーをかける日本選手だが、意表を突かれた事もあり次々にかわされていく。ファウル覚悟で後ろからカミソリタックルを仕掛けた早田も、全てを読みきったいたかのようなディアスはジャンプで飛び越える。
 更に、タックルで残った早田の脚を蹴って反動を付け、ドリブルを更に加速させたディアス。危機を察知して回り込んでいた葵をも、高速ルーレットで置き去りにする。
 ルーレットでターンした際、ディアスは後方の状況を冷静に確認していた。追いかけてくるのは岬と翼。十分な距離があると確信したディアスは、更にドリブルを速める。

 唯一自陣に残っていた最後の砦、SGGK若林は迷わず飛び出す。一瞬迷いが生じたディアスへ、岬が追いつく猶予が与えられた。後方から岬が、前方から若林がディアスを挟み撃ち。
 岬にとっても若林にとっても、唯一のボール奪取のチャンス。しかしそれは同時に、ディアスにとって二人を抜き去る絶好の機会でもあった。全くスピードを落とさずにヒールリフトで、岬と若林を飛び越える。
 ボールはそのままゴールマウスへと素早いカーブを描きながら吸い込まれていく。翼が追いすがるが、及ばす。ボールは悠々とゴールネットを揺らしていた。
「見たかァ!!これがおれの実力 決めたぞ100M独走ドリブルシュート これこそが天才ディアス様の真の実力だぁ〜〜〜っ!!」
 これぞ天才の証明。ジュニアユース時代を上回る圧巻のドリブルで、ディアスがスタジアムに衝撃と歓声をもたらした。


この週の感想:
 前回のグラジャン発売後、私と某猛虎が予想した通りの展開。もっとも、大方のキャプ翼ファンがこうなる事を予感していたはずだし、何より望んでいたであろう。長すぎたブランクだが、ディアスという天才はかつてのファンの期待に応え、見事に復活した。翼に必要以上に媚びる事無く(少なくとも今のところは)、そのキャラのイメージ通りのゴールを決めてみせた。
 捻りのない展開とはいえ、こういう展開こそ待ち望んでいたものなので、それをしっかりと提示した陽一先生を賞賛したい。本職の攻撃ではシュートすら打てず、守備でもいち早く危機に気付いた割に相変わらず空気だった日向の扱いにはとりあえず目を瞑るとして。

 こうなると、次に予想されるのは翼のドリブル独走だろう。ジュニアユースのアルゼンチン戦では、自らはゴールを決めなくともアシストで全得点に絡むという、ゲームメーカーとして最高の貢献をした翼。そこには、ディアスという強烈な個の力に、J-Boys Soccerのチーム力という別のアプローチで対抗する姿勢があった。
 だが、間違いなく今のこいつならディアスに張り合うはず。見たくねぇなぁ、「な、なにィ…翼も100M独走ドリブルからゴールだと…」みたいな感じで呆然とするアルゼンチンの選手達(ディアス除く)の呆然とする顔を…だが、間違いなくこういう展開になるだろうから覚悟はしておいた方がいい。そうなれば、日向は更に空気と化す。赤嶺真紀との約束?ああ、翼のために潰れ役になって奴のゴールを演出することで果たすんでしょ(適当)。

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コメント(4件)

内 容 ニックネーム/日時
日曜日の朝に『ドラゴンボール超』なるドラゴンボールシリーズが放送されているらしいのですが・・・(自分見てません。)

その・・・、噂だと、ドラゴンボールの人気キャラ男性女性問わずファンが沢山いるピッコロさんの扱いが大変酷いらしいのです

見ていないので具体的な事は分かりませんが、とにかく酷い扱いをされていてピッコロさんファンを怒らせていると聞きました。

しかもドラゴンボールGTの時と違いドラゴンボール超は原作者の鳥山明さんが原案を出しているらしいので

『原作者がピッコロさんを邪険に扱っているんじゃないか?!そうであるなら、いくら原作者でも絶対許せない!』と、激怒しているそうです。

それが影響しているのか?!

ドラゴンボール超は、ドラゴンボールGT以下とも言われていて、物凄い低視聴率だとも聞いています。


いくら原作者だからと言っても人気のあるキャラをゴミのように扱うとファンは怒り漫画を見なくなってしまう事かあるので、

高橋先生に『自分の作ったキャラだからと言って酷い扱いするとファンが怒って話を見なくなってしまうかも知れないから気を付けて!』と言いたいです。
島村ジョー
2016/04/10 22:46
書き忘れましたが、日向が空気、赤峯マキとの約束がーで、翼の為に潰れ役になるかも知れない・・・、何だか今放送中のドラゴンボールのピッコロさんと同じになってしまうように思いました。

日向小次郎にしても、ピッコロさんにしても、作品を人気作にした最も重要な人物だと思っています。

だから、いくら原作者だからと言って、空気にしたり、やられキャラにしたり、潰れ役にしたりする事は良くないと思っています
島村ジョー
2016/04/12 21:49
ランジェロさん、ブログ10周年凄いですね!
10年前は巻がブレイクしてオシムがJEFの監督をしていて。。。(涙)
時が経つのってホント早いです。

山田先生の宝物、華やかなJリーグ開幕のチケットですね。
私の知人はこの試合、メチャクチャな方法で潜り込んだと言ってましたw
詳しくは書いたら身バレしそうなのでやめときます。
そして、ドーハの悲劇の時に母親が産気づいて生まれたのがミシェルの娘さんなんですってね。

ディアスが挑戦者として生き生きとプレーしてるのはいいですよね。
今シーズンの描かれ方は昔の作品を彷彿させる感じがします。
でも翼の独走ドリブル出ちゃうんですかねぇ・・・
同じ技で返されると相手プレーヤーは精神的にダメージが大きそうですけど
読んでる側も別の意味でダメージ受けそうです(爆)いや、解ってますけど。
日向は三振取って頑張ってる彼女に対抗するには
やっぱ相手吹き飛ばして、シュート決めないと!
すしを
2016/04/14 22:35
後、脱線して申し訳ないのですが
あれから車田正美の「スケ番あらし」を読み返しました。
実は当時「聖闘士星矢」も流行っていたので、知人が車田作品を集めた所
あまりにもつまらなかったので、私にくれたといういわくつきの作品です(爆)
なぜローラーサッカーになったのかと言うと
学園を金で牛耳ろうとするお嬢様がサッカー部をつぶしてローラ―部を創設しようとします。
そこでサッカー部の主将に惚れたヒロインが部を守るために
ローラ―部に勝負を挑むのですが、両チームが公平に試合ができるように
「ローラーサッカー」になったという訳でした。
作中に「ミラクルオーバーヘッドキック」という必殺技が出てくるのですが
それ以外はあまり球技としてのサッカーというより、格闘技っぽい感じですね。
今の車田先生にはない読者サービス的なお色気シーンもあって驚きます。
ちなみに、ミラクルオーバーヘッドの描き方が陽一先生と違うのが興味深いです。
すしを
2016/04/14 22:49

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