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zoom RSS Follow Your Bliss 【サッカー書評とかキャプ翼ネタバレ感想とか】

<<   作成日時 : 2016/02/11 22:26   >>

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 どんなに格好悪くても、情けなくても、恥ずかしくても、生きないわけにはいかない。痛みを抱えながら生きていくしかない。いつか、自分にとっての勝利を掴む日が来る事を信じて。

 新年の更新で東京ガスのCMの話を書いたが、大阪在住の猛虎からは「そんなCM知らない」という一言。それもそのはず、あくまで“東京”ガスのコマーシャルなので、関西で放送しているわけが無いのであった。こちらではあれほどヘヴィ・オンエアされていたのに、随分と地域の違いがあるのだなと実感。こんな狭い国なのに。
 CMで流れていた漫画は、東京ガスの公式サイトにて実写込みで読める。
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副キャプテン自由化(東京ガス)
 広瀬すずのキックモーションの美しさもしっかり確認出来る。URLからして期間限定っぽいので、消える前に読むべし。


                                                                 


【Football Culture】フットボール書評 Books are Burning 第17回

 これにて2015年シリーズが遂に完結。サッカー書評もようやく次回から新年を迎えることが出来る。そして、昨年自分で探して買った一連の作品の中では密かな本命。最後に真打登場である。



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すみっこプリマ U-15(リュウコミックス)
三ツ沢大介


[あらすじ]


〔1巻〕

 泉中学へと転校してきたボタン。その立ち姿の良さと脚の筋肉の付き方に一目で惚れ込んだ筋肉マニアのタンゴは、彼女を女子フットサル部へと勧誘し、見事に入部させる事に成功する。
 タンゴの幼馴染で寡黙(更に暴力的)な名家の令嬢、ハナオはボタンと過ごすうち、彼女の面影に見覚えがある事に気付く。2年前に打ち込んでいたバレエの全国大会にて、優勝を勝ち取ったのが他ならぬボタンであったのだ。そこまでの実力があった彼女が、バレエを辞めた理由とは…。

 フットサル部員は個性豊かな面々が揃う。怪我をした猫を気遣ったものの、そこから生まれた周辺住民とのトラブルで元いた住所を追われたマサミ。小学生時代に男子を凌ぐ実力を持ちつつも、中学入学と共に楽しむためのフットサルへと迷いながらも転向したコンドウ・サチ。そんな妹サチのために、何も言わずフットサル部を創立したコンドウ・ケイ。宝塚かぶれの自意識過剰女、ヤヨイ。ゴーグル姿の長身1年生、モモ。
 ボタンは徐々に部員たちと打ち解けながら、元泉中のミドリ率いる小川中女子フットサル部との練習試合へと臨む事になる。


〔2巻〕

 ボタンも早速出場を果たした練習試合は、桁違いのテクニックと得点感覚でサチがゴールを決め、泉中が先制して前半を折り返す。
 ハーフタイム、和気藹々とした部の空気に違和感を露にした小川中のブラジル人ハーフの1年生、サヌキは遂に怒りを爆発させる。だが、それさえ包み込む小川中のメンバー。ミドリは「勝ちたいのは皆同じ」と猛るサヌキに優しく説き、自らのポジションを譲る。
「残り時間 一度でいい カマタ・サヌキのプレーを見せてくれ」
 気持ちが晴れたサヌキは、ここから本領を発揮する。敵陣前でボタンをかわしてゴレイロとの一対一を確実に決めると、終了間際、自陣からの豪快な無回転ロングシュートで泉中のゴールネットを激しく揺さぶる。2得点の活躍で、小川中に逆転勝利をもたらした。

 負けはしたが、チーム内での結束も高まり、サヌキとタンゴとの友情も生まれた。多くの収穫があった練習試合を終え、フットサル部員達には日常がまたやってくる。
 ユニフォームのスカート化を企むヤヨイの騒ぎ、売れっ子漫画化を父に持つモモのアシスタントなど退屈とは無縁の日々を過ごす裏で、ボタンには名門バレエ・スクールの特待生の話が舞い込んでいた。一度は挫折したバレエへと戻るべきなのか、ボタンは迷い悩み始める…。


[感想]

 昨年末、Amazonのおすすめにこの漫画の1巻が表示されており、すぐさま購入。2巻も今年の初めに入手した。
 公式PVがあるので、わざわざ漫画のコマを貼る必要は無い。こういう試み、凄く良いと思う。

「COMICリュウが爽やか青春スポーツマンガを連載!?ご心配なく!大丈夫、面白いんです!!」
 普段はスポーツ漫画の連載はない雑誌なんだろうか。ゴラクで少年の心を持ったベテラン作家のサッカー漫画が浮きまくっていたのと同じような感じ?

 1巻の表紙を見る限り、“バレエ+女子サッカー(フットサルだったけど)”という変わった視点からの漫画なのかと思っていたが、全然そんな事は無かった。バレエも、それどころかフットサルも舞台装置の一つでしかない。それぞれに違う過去と環境を持つ、女子中学生達の魅力的な青春群像劇であったのだ。

 2巻ともジャケットはイラストジェニックな(こんな言葉あるのか知らんが)ボタンで、話の大筋は彼女の過去と未来に纏わるストーリーラインであるが、部員の一人一人を各話ごとに取り上げ、じっくり掘り下げていく。ハナオ、マサミ、サチ(と姉のケイ)、タンゴ、サヌキ、ヤヨイ、モモ、サクラ(ボタンの母にして世界的バレエダンサー)と、それぞれのパーソナリティーがくっきりと浮かび上がり、部員たちとの関係性も鮮明になる。結果、試合や日常シーンにそれぞれの個性が弥が上にも引き立つというわけだ。
 中学生とはいえ過去はあるわけで、登場人物は大なり小なり痛みや現状への不満を抱えている。だけどお互いがほんの少しでも許しあい理解することで、絆は強まっていくはず。それはフットサルの試合での連携と同じ事。ラストへの展開といい、優しさや美徳すら感じるストーリーで、心が温まる。
 各キャラが主役の話を提示しつつ、全体的な話として繋げていく。チームものとしては生命線であるメンバーのキャラクター付けとストーリー展開の両立。個人的にはこの手法に感銘を受けた。ここまでしっかりそれぞれのキャラを描いている漫画は、少なくともここまでこのコーナーで取り上げた作品の中では一番。
 ボタンのバレエ仕込みの姿勢の良さ、筋肉の付き方のエピソードなどは当然ながら『フットボールネーション』を想起させる。あの作品も、バレエダンサーをお手本にする話があった。筋肉や体重移動の話は、今後のサッカー漫画でも取り上げられる機会が増えていくのかもしれない。

 コマ割りも個性的。基本的には四コマだが、試合シーンや話の山場、強調したいシーンでは普通の漫画のコマ割りに変化する。正直漫画は全然詳しくないし、理論的なこともさっぱりわからないのだが、この手法はなかなか画期的なのではなかろうか。
 作者の三ツ沢先生曰く、「『作品にメリハリをつける手段として使えるのでは?』と考えたのが大きな理由のひとつです」(1巻あとがきより)との事。確かに、この試みは成功していると思う。
 絵柄も萌え絵では決して無い。かわいいけど、トキワ荘スピリットを感じるトラディショナルさと、現代的解釈が同居している。登場人物に負けず劣らずな個性を持った絵だ。まぁ、1巻のジャケでもう勝負ありだよね。もうこれを見ただけで購入を決意したもの、私は。

 もっとキャッキャウフフした女子サッカー漫画家と思いきや、かなりの手応えを感じる作品に出会えた。2015年に自分で探して買った漫画としては、これと『ダイアモンド・ガイ』がダブル本命。非常に充実した読後感だ。
 2巻で終わっているのは、恐らく打ち切りなのであろうが…それでも、見事にストーリーとしてまとまっているので消化不良感はさほどない。それでも、泉中女子フットサル部の日常をもっと覗いていたいのも本音。いつか続編がメジャーの舞台で描かれる事を祈る。
 こういったサイトで取り上げられているあたり、ただの打ち切り漫画とは違うような気もするのだが。
『すみっこプリマ U-15』第1巻 三ツ沢大介 【日刊マンガガイド】(このマンガがすごい!WEB)

 前回の記事で「『さよならフットボール』がアニメ化されないであろう理由」を推測し、今回書くと予告していたが…我ながら「それを言ったらおしまい」的な身も蓋も無い事なので、またの機会にしたい。
 この『すみっこプリマ U-15』もきっと中途半端に打ち切られた悲しい漫画だ…と2巻を読むまでは思っていたので、その極論めいた“理由”を書くつもりであった。だが、作品の良さを知った後ではそんな気が起こらないのだ。また語る機会もあるだろう。



 今回の作品の事を調べるに当たり、Wikipediaを参照していたのだが、ちょっとした事実に気付いた。
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サッカー漫画(Wikipedia)
 なんと、『すみっこプリマ U-15』も含め、Wikipedia「サッカー漫画」のページに載っていたフットサル漫画の殆どを(全巻ではないにせよ)既にこのブログにてレビューしているようなのだ。

『あかね☆SAL』
Grains of Life 【サッカー書評】
『HOLA!!』
Radiation Vibe 【サッカー書評とかキャプ翼ネタバレ感想とか】
『ばもら!』
A Man of Great Promise 【キャプテン翼ネタバレ感想とか書評とか】 (1巻)
うまいぞ更新 【サッカー書評とか】 (2巻・3巻)

 こうなると、コンプリートしたいという欲が出てくるのが人間というもの。だが、調べてみると『へたっぴKICK!!』はどうやら単行本化されていないとの事。復刊ドットコムにも要望が出ているが、投票数が少なすぎて現状だとかなり復刊が厳しそう。コンプリートは無理かもしれない。
 「ちゃぐりん」なる雑誌がある事も今回初めて知った。偉大なる藤子・F・不二雄御大の金字塔のひとつ『キテレツ大百科』の初出はこの雑誌らしいが、これも今まで知らず。何たる無知であろうか。「ちゃぐりん」と言われると、メガテンの悪魔を思い出しちゃうんだよなぁ…。

 関係ないが、上記リンク先にこのブログでも取り上げた『トライアゲイン!』の名を確認出来なかった。
あ…やっと…夏が終わったんやな…(今更) 【J2ファンサカとかサッカー書評とか】
 作者の橘先生のサイトにもイラストが無いし、完全に忘れ去られた作品となってしまうのか。


                                                                 


【Captain Tsubasa】『キャプテン翼 ライジングサン』ネタバレ感想 そん時にSGGKのおじさんに出会っちゃったんだよ

 今年もまた唐突にキャプ翼関連のイベント・商品展開があったりするのだろうか。ここらで一発アニメ化とかないかなぁ…自分が生きている間にもう一度新作アニメが作られたりすると個人的な祭になるんだが。


〔それゎまた試合のあとで話すけど〕

 ディアスと翼の一対一。ディアスは翼の頭上にボールを蹴り上げると、それに触れようとジャンプした翼の股下をスライディングで潜り抜ける。翼はボールに触れる事が出来ず、置き去りに。
 まずは翼をかわしたディアスだったが、ボールを受けたそのタイミングを葵に狙われた。ジャンプ一番、葵が天才からのボール奪取に成功する。
「やるな すばしっこくって ちいちゃいの」
 だが、天才とは格が違った。ディアスはボールに飛びついて再び奪取すると、体を反転させて着地。ピッチに叩きつけられた葵とは対照的だ。

 日本の包囲網はこんなものでは終わらない。次はディアスの着地点に松山が荒鷲タックル(ネーミング…)で待ち構えている。ディアスはジャンプしてこれをかわすが、松山とてそれも計算済み。タックルしながら反転し、逆脚でディアスのボールを捕らえる。
 努力の天才、松山の根性のディフェンス。それでもなお、生まれついての天才はボールを渡さない。両足でボールを挟み込んで前転し、着地。ディアスにとってもボールは…いや、サッカーボールの代わりになりうるもの全てがトモダチなのだ。

 あっという間に日本のDFラインまで到達したディアス。三杉とこの日スタメン起用された井川のプレスを、盟友パスカルとのワンツーで突破。二人の間を側転ですり抜けると、バク転しながらのアクロバティックなオーバーヘッド。かつて、Jr.ユースでの日本戦でも見せたあの技が炸裂。
 しかしあの時の日本とは違う。最後の砦として待ち構えるのはSGGK若林。素早く飛び出して両手でシュートブロック。一度ではキャッチし切れず、ディアスに逆脚での“ミラクル2段オーバーヘッド”を狙われるも、更にガッチリとボールをキャッチ。ディアスの執念を圧巻のセービングでシャットアウトした。

 「さすが源さん!!」と何故か「源さん」呼称をしている石崎の横で、ディアスは初対戦となるSGGKとの対戦に静かに闘志を燃やし始めていた。


この週の感想:
 まずはディアスの小手調べ。翼、葵、松山、井川、三杉を手玉にとってのドリブル突破。だが最後は若林に防がれる…という試合の掴みとしてはそれなりの展開。
 荒鷲タックルって何だよとか、スタメンいつ発表したっけ?(井川が入っている事を知らなかった)とか、なんで石崎がカルツみたいに「源さん」呼びをしているんだよとか、色々とツッコミ所はある。だが一番不満なのは、技も攻防も局地戦でチョコマカする事が多く、ダイナミックさに欠ける事だ。
 これは何度も書いているが、一旦奪われたボールを両足ではさんで奪い返すだの、ファンブルしたボールを空中でもう一回蹴り直すだの、行っている範囲が狭いせいで突き抜けた感じがしない。確かに超人的な動きであるのは確かだが、少なくとも無印の頃はこういう細かすぎる攻防は多用していなかったはず。
 もっとシンプルに描いていいと思うんだけどなぁ。一対一はまだ仕方ないとしても、今回の2段オーバーヘッドみたいのはあんまり見たくない。そもそも、『EN LA LIGA』の時にナトゥレーザが3段オーバーヘッドをやってるしね…せめてシュートはもっと素直なトンデモが見たいのですよ。


 『ぬ〜べ〜』が当時のガキ共に人気があった理由が改めてわかった。週刊少年ジャンプ連載時もこんなに色々サービスしてたんすかね?

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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
かつて腐女子を大発生させたキャプテン翼、以前『みんなの広場』なる場所で『キャプテン翼』のキャラクター誰が好き?!と言うアンケートが行われていました。

昔は、一位が大空翼くん二位が、岬太郎くん、三位が若林源三くん・・・と、大量の票が入っていたのに・・・、

みんなの広場で見た時のアンケートでは、一位が大空翼くんだったものの、二位はキャラクターを知らない・・・と、言うものでした

おまけに、キャプテン翼に興味が無いのか・・・?!

投票してくれている人も非常に少なかったのです。

かつてのキャプテン翼好き腐女子達は一体何処に消えてしまったのでしょう・・・?!

アンケートをして、キャラクターを知らないと言うのが二番目に来るとは思いもしませんでした。
島村ジョー
2016/02/17 21:39
島村ジョーさん:
 ご報告ありがとうございます。ショッキングな結果ですね…対象が男性ならばちゃんとした結果になったとは思いますが、現在の腐女子業界の中でキャプ翼が置かれている現状を如実に示しているのでしょうか。
 サッカーやサッカー漫画に触れる機会が多い男性に比べ、女性はやはり新たな作品でないと興味を惹かれないのかもしれません(勿論、若い世代でもキャプ翼ファンはネット上にもいらっしゃいますが)。かつて大量にいたキャプ翼腐女子の皆様は、多くが一線を退いてしまったのかもしれませんね。例えば、キャプテン翼アカデミアの管理人さんのように…。
 島村ジョーさんのこのコメントを見た時、ある程度わかっていたとはいえなかなかショックを受けていた自分がいます。
ランジェロ(何も無い人)
2016/03/02 02:26

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