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zoom RSS 曜日感覚おかしいわねw 【Day 2】

<<   作成日時 : 2017/04/02 12:00   >>

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フットボール書評 Books are Burning 第30回

 サッカー書評・2017春の陣、2作目はこれ。



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REBOOT(少年チャンピオン・コミックス)
根建飛鳥


[あらすじ]

 広い視野と抜群の戦術眼を持つパサー、徳川邦光。そして飛び抜けたテクニックと得点感覚でゴールを奪うFW、泉谷晃。2人が最強コンビとして名を轟かせるきっかけとなったのは、全日本少年サッカー大会。
 プロクラブの下部組織が多く出場するこの大会、3位決定戦終盤に投入された2人は、その持ち味を存分に活かし3ゴールを挙げる。試合を奇跡の逆転勝利へと導き、街クラブである国分寺FCの3位進出に大きく貢献したのであった。

 味方へのコーチングでチーム自体を動かせる邦光、普段は引っ込み思案だが試合に出れば別人のように強気キャラへと豹変する晃。そのコンビネーションは、更に輝きを増していくかと思われた。しかし…。
 中学時代、邦光が起こした暴力事件のせいで、小学生時代のチームメイトが所属していたサッカー部は無期限の出場停止。仲間達は、そして晃は、サッカーを奪った邦光を恨み続けた。

 そして、かつてのチームメイトが所属する高校へ進学を決めた邦光。意識を失い寝たきりの祖母、その病室から見渡せるのが、この東条高校サッカー部のグラウンドなのである。
 孫である自分の雄志を見せるため、そして祖母に意識を取り戻してもらうため。敢えて選んだ茨の道だった。
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 しかし、暴力事件以降サッカーから離れていたブランクは大きく…1年生ながらAチームに選出された晃とは対照的に、邦光はBチームでの高校サッカー生活スタートを余儀なくされる。

 東条高校は、東京都大会ベスト8がやっとの中堅校。それでも1年から10番を背負う3年の美浦をはじめ、実力あるメンバーが揃う。
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 スタメンを奪うのは非常に困難な状況。それでも、邦光は再び走り出す。彼のサッカーは、今まさに“Reboot”したばかりであった。


[感想]

 今回頂いた5作品の中では、一番面白く感じたのがこの『Reboot』だった。
 かつて親友とコンビを組み栄光を掴んだが、自らの過ちで袂を分かつ。事件をきっかけにサッカーを離れていたが、高校サッカーを再起の舞台に選ぶ…話のバックグラウンドとしてはよくある設定だが、サッカーの見せ方、試合シーンの描写の細やかさで読者を引き込む。
 絵も好きだ。線が太くて、はっきりした輪郭。体の動かし方も良いし、世間的にどういった漫画の絵が評価されるのかわからないが、私はとても好き。
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 この絵のゲス顔とか、漫画的だけどリアルさも強い。少年らしくてすごくかわいいと思う。

 気になるのは、同じ部のメンバーが非常に多い事。それ自体が悪いわけではないが、今後の描き分けやキャラの立たせ方にしわ寄せが来るのではないかという不安だ。
 最低11人が出場しなければならないサッカー。1人突出した才能だけで勝たせるにもパターンが限られ、ちょっとしたプレーの違いで試合の流れが大きく変わってしまう。サッカー漫画を描くのが難しい理由はこういう所にあるのだろう。
 人数ギリギリの弱小校が、数人の天才に率いられ全国の舞台に旋風を巻き起こす…こういったストーリーがサッカー(に限らず団体競技)漫画のテンプレになるのも致し方ないような気もする。
 主人公の邦光は、まずは部内の争いに勝たねばならない。そういう意味でこれだけ部員を出しているのだろうが、今後どのように料理していくかは楽しみに見守りたいと思う。

 パスの受け手と出し手の関係、及びコーチング…というよりコミュニケーションの重要性。そういった点にスポットを当てているだけでもこの漫画には価値がある。
 高校サッカー漫画はありふれた題材ではあるが、この漫画は純粋に続きを早く読みたいと思った。それほど派手さはないけど、好き。

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