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zoom RSS Where the Light Gets in 【キャプ翼ネタバレ感想】

<<   作成日時 : 2016/12/22 21:30   >>

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 秋以来の更新となってしまった。10月から11月初旬は予告通りの休止であり、本来なら先月中旬に再開する予定だった。
 だが個人的にやることが山積みで(ただし殆ど自分がやりたい事だけで金は発生しない)、ここまで延期せざるを得なかった。いやぁ、本当に余裕無かったんすよ…今も暇というわけでは断じてないが、このままだと今年があっと言う間に終わってしまうので、何としても書く。

 11月に再開したキャプ翼連載、いくつか存在するキャプ翼ネタバレブログの管理人諸氏は当然すぐさま更新したのであろう。本来ならヒット数の稼ぎ時にあの手この手で違いを出すのが一般的なブロガーなのだろうが、私は工夫するどころか更新すらしていないという…しかも3号分ほったらかし。同じ土俵にすら乗っていない。酷い話である。
 しかし、才能が無く一度に一つのタスクをこなす事すらままならない私には、11月から先週までの日々をブログを書きながらやり過ごす事はさすがに荷が重かった。やらなくていい事まで手を伸ばして、自分の首を自ら締めているだけなのだが…。

 というわけで、今回はグラジャン4号分のネタバレ感想のみ。年内は恒例の年末まとめ記事をアップして今年を終える…予定なのだが、今年特筆すべきニュースも流行語もないので、書くべき事が見つからず今から気が重い。
 毎年こんな事を書いているが、今年は特にそんな感じなんだよなぁ…むしろ、私自身が感じた事、流行った言葉などは例年より多かったりするのだが、非常にパーソナルな事ばかりでブログに書けるような事ではないのだ。いわゆる、面白おかしく記事に出来るようなポップなトピックが殆ど見つからない。あっても、読む人が読んだら著しく不快になるような事も少なくないしね…ギリギリまで粘ってはみるが、ギブアップしたらごめんなさい。


 前回の更新時に書こうと思っていたが、散漫になりそうだったので後回しにした話をしたい。
 私が某巨大掲示板の国内サッカー板、つまりドメサカを見始めた頃(2004年秋)、とあるスレに定期的にイラストを投下する人がいた。もはやスレタイすら忘れてしまったが、少なくとも特定のチームスレではなかった記憶がある。その人は、主力選手を3人磐田に引き抜かれ、傷心だったジェフサポをオシム語録を使って描いたイラストで慰めてくれた事もあった。
 何でこんなどうでもいい思い出話をしているかというと、その人の絵柄と前回取り上げた『サポルト!』作者・高田先生の絵が似ているように感じるのだ。先生をツイッター等でよくお見かけするようになった頃、ちょっと検索してみたりもしたが手がかりになるような情報は見つからず。
 ツイッター以前に先生がネットで活動していた、等の情報をお持ちの方は是非提供お願いします。全然関係なくて私の勘違いでしかなかった、という結末しか待ってなさそうだが。


                                                                 


23号

〔こうし、翼のキック受けろよ、強くならねーぞ!!〕

 マドリー五輪グループリーグ最終戦、日本vsナイジェリア。試合は後半35分の時点で2-0で日本がリード。
 吉良監督は、3人目の交代として疲れの見える葵に代わり、沢田タケシを投入。翼はボランチの位置まで下がる。松山と翼、珍しいダブルボランチの顔合わせ。

 マドリー五輪、戦うのは黄金世代の男子サッカー競技だけではない。ボクシング会場では、ライト級一回戦の試合に日本代表として神田幸志が登場した。
 そう、中沢早苗を巡って恋の争い(比喩表現では無くガチで)を繰り広げたあの神田である。翼のキックでKOされた彼は、(黄金世代の選手達がそうだったように)翼を目標とする事により着々と実力を伸ばし、アマチュア界を代表する選手となった。
 夢は五輪での金メダル、そしてプロ転向後の世界チャンピオン。競技は違えど翼を目標に、神田の戦いも今始まる。

 ソフトボール会場(東京五輪限定復活おめでとう)では、実力ナンバーワンのUSAが豪州を大差で圧倒していた。それを見守る日本代表の選手、スタッフは危機感を強める。
 監督は、トーナメントよりも前にグループリーグでのUSAとの対戦で、エース宇江野ではなく赤嶺真紀を先発させる意向を密かにコーチに明かす。
 勿論、絶対的エースの温存という意味が強いが、世界最強の相手に若き才能がどこまで通用するかを見極めたいと考えていた。

 一方サッカー会場では、翼と松山が抜群のコンビネーションを見せていた。2人でオチャドを止めると、岬からトップ下のタケシへボールが送られる。
 岬、タケシ、日向、そして若島津…短期間ながら岬が在籍していた時代の明和FCだが、そのカルテットが五輪の舞台で蘇った。
 タケシのパスから日向へ。相手DFをがっちり右腕で抑え込み、珍しい左足でのダイレクトシュート。世界最高のストライカーを目指す彼には、利き足以外でのシュートも重要な課題である。
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 豪快に炸裂するレフトタイガーはナイジェリアゴールに突き刺さり、日向はこの日3点目をゲット。ディアス、クライフォート、シュナイダー、サンターナ、ナトゥレーザに続く今大会6人目のハットトリック達成だ。世界のストライカーへ、これで堂々と肩を並べた。
 若林も今大会初完封。日本は3戦全勝でグループリーグを突破。金メダルへまた一歩近づいた。


この週の感想:
 予想通りナイジェリア戦は流された。10年越しで煽られた岬とオチャド、おまけに葵とボバングの対決は完全スルーされたわけだ。これ以上時間をかけるわけにいかないので、当然ではあるが。
 だが、『G-23』で持ち味を捨ててまで対決への伏線を張った岬が少々不憫な気もする。だがあのまま岬が暴走したら完全に自我が崩壊して厨二深夜アニメ的鬱展開になっていたと思うので(大袈裟)、これで良かったと思う。やっぱり岬はニコニコしてサッカーを楽しんでないとね。かつてこのブログで紹介したローディストの危ないお姉様方もこれで安心だろう。99%今の連載は呼んでないだろうが。

 神田をここで出してきたのは驚いた。あの翼の超人的キックを食らってよく生きていたものだ。ネタとしか扱われない彼の存在だが、私が無印のリアルタイム連載時に唯一読んだ(記憶が残っている)話が翼と彼の決闘の回だったりするので、個人的にはちょっと思い入れがあるキャラなのだ(別に好きなわけではないが)。
 五輪の他の競技という事で当然赤嶺真紀にもスポットが当たるわけだが、彼女の絵が適当すぎて岬と区別が付かなくなってきたので、もうちょっと気を遣ってあげてください。私がこう言うんだから、相当な事だよ。
 WYの頃はまだかわいげがあったのに、今はさすがに…以前も「弥生と美子が誰だかわからなかった」とここで書いた記憶があるが、特に女性キャラの崩れ、没個性化が酷い気がする。無印の頃をもう一度、とまでは言わないが、さすがに少し何とかして頂きたい。
 今更ながら、連載もアニメも絶好調だった中学生編の頃の絵は本当に凄かった。特に杉本久美の初登場時の絵!若さ故の勢い、そして絶頂期にある漫画家の自信が迸っている。何度見ても素晴らしい。そんな久美も、数年後のWY編では早苗と見分けが付かなくなり、占い師の婆さんのせいでストーリーを引っかき回しヘイトを集める事に…いや、振り返るのは美しい思い出だけにしておこう。

 とりあえず、日向が点取り屋としてしっかり描写されたのは良かった。また決勝トーナメントは翼しか得点しない事へのフラグでない事を祈る。

 久々に買った号だったので、当然ブランク期間の他のマンガの展開がわからず、キャプ翼以外は殆ど読んでいない。そんな中、注目は陽一先生×ゆでたまご先生の対談という、ジャンプのゴールデン・エラを知る者にっては感涙ものの対談。
 グラジャン創刊5周年企画として行われたようだが、いやぁ滅茶苦茶面白かった!これ、永久保存版にしたい。ぶっちゃけ本編よりこっちのためにこの号買うべき!(今更遅いけど)黄金期のジャンプ作家同士の戦い、そして鎬を削り合う両先生のライバル関係。マンガに詳しくないせいもあるが、初めて知るエピソードばかりで興奮した。
 ゆでたまご先生が両名とも話が上手く、大胆に切り込んでいくお陰で、普段は口が重い陽一先生もボロボロ初公開の逸話を披露。いやほんと、この対談じゃなきゃ知る事が出来なかったであろう話ばかり。これは普通のインタビュアーじゃ掘り起こせなかっただろうな…特に『がんばれ!キッカーズ』に関する一件とか、思わず声を出して笑ってしまった程。これ、微妙な話題過ぎて普通じゃ絶対訊けないでしょ。ゆでたまご先生、最高の対談を本当にありがとうございました。
 この対談を読んでも感じたのが、にこやかで穏やかな表情に潜む陽一先生の熱い情熱、そして負けず嫌いという一面。それを今年直接感じる事が出来たのだから、それだけで幸せな事だったと思わなければいけない。



24号

〔スタメン出場強制されたわけでゎないから控えメンバーで逃げることもできるけど〕

 日本が日向のハットでナイジェリアに大勝していた同時刻、グループのライバルであるアルゼンチンはオランダとの点の取り合いの末、4-3で勝利していた。
 グループリーグ突破チームが続々と名乗りを上げる中、最後に残されたビッグマッチがある。グループD最終戦、ブラジルvsドイツの一戦だ。

 試合会場のラ・コルーニャ、リアソルのメスタージャには日本代表も予定を早め、観戦のために現地入りしていた。それもそのはず、準々決勝、C組1位の日本の対戦相手は、グループDの2位チームと決まっているからだ。

 何より、サッカー大国同士の威信を懸けた試合、各国プレスも慌ただしく仕事に追われている。そんな中で異変が起きたのは、両チームのスタメン時だった。
 ブラジルが主力のSNR(サンターナ、ナトゥレーザ、リバウール)をベンチスタートさせたのだ。既にGL突破を決めている両チーム、特にブラジルはこの試合で負ければ2位となり、会場を移動する必要がなくなる。金メダルが至上命題のブラジルにとっては、余計な移動を避け少しでも体力のロスを防ごうとするのは当然かもしれない。

 一方、ドイツはベストメンバー。そのエースであるあの男は、静かにその心の中で炎を燃え上がらせていた。
 ドイツにとっての苦い記憶。WYでの0-5での大敗。世界のサッカーをリードする国家として、この借りを何としても返す必要がある。
「おれ達は今日…全力でブラジルを倒しにいくぞ!!」
「おう!!」

 あの屈辱は、カルツ、シェスター、マーガス、ミューラーといった主力選手なら誰もが忘れていない。皇帝シュナイダーの喝に、イレブンは力強い返事で応えた。

 試合はドイツボールでのキックオフ。大会そのものを占う重要な一戦が、今スタートした。


この週の感想:
 無印からWY編。この流れの中で、多くの熱狂的だったキャプ翼ファンが離れていった。現在ではこの理由として「過剰な翼賛美」「荒唐無稽さの現象」「絵の劣化」など多くのファクターが挙げられているが、個人的にその決定的な分水嶺となったのは「WY編でブラジルの強さをてっとり早く知らしめるために、ドイツを夢のスコア(0-5)でかませ犬にした」一件ではないかと思っている。
 ラスボスの説得力抜群のカリスマ性を持ったシュナイダーとミューラー、そして現実世界でも強豪であるドイツ。あのJY決勝での伝説となった激闘を、たった1コマで地に落とし、泥にまみれさせたあの一件。許せないと思うファンは多かっただろうし、事実そういった意見を多くネットで目にした。ブラジルの強さを表現するにしても、もっとやり方はあったはず。そう考えるのは私だけではなかろう。
 陽一先生も、ドイツがここまで読者にとって思い入れの強いチームになっていたのは想定外だったのだろうか(「最終的に翼君が勝って優勝すれば万事OK!」と、割と本気で思っていた節がある)。その後WY編は「カレンの交通事故」「岬の交通事故」「美子の交通事故」(こう書くと改めて異常な頻度!)「占いババア」と迷走を続け、結果として「準決勝オランダ戦見開きのみで決着」「作者本人が密かに対抗意識を燃やしていた某ゲームと殆ど同じ決勝ブラジル戦の展開」という結末を辿る事となる。

 そういう意味で、WY編そのものに大きく影響したドイツvsブラジル。そのリベンジマッチは、当然ながら今回の連載でもかなり重要なポイントとなる。ここでまた同じような展開が繰り返されれば、残り少ない読者は大きな失望を味わうだろう。はっきり言って、私自身も相当緊張しながら見守っている。またドイツを無様に描かれたらと考えると、不安で仕方ないのだ。
 今までと違い、現在の陽一先生はファンの声に耳を傾けるようになったと思っている。それはアルゼンチン戦の素晴らしい出来から勝手にそう思っているだけだが、盲目的な翼愛のみでマンガを描いていた頃の先生とは違う…と思うのだ。かなり願望込みだが。
 だけど、翼愛と同様にブラジルへの愛も異常に強いからな…やっぱり不安だ。とりあえず、この回のシュナイダーは格好良かった。

 感想が長くなっているが、もう一点気になった事がある。それはスタジアム前で翼がファンに囲まれ、サイン攻めにあう場面。「やっぱり翼は大人気だな」「俺たちもいつかああならないとな」という一見しょうもない場面なのだが、ここで注目したいのは代表の有象無象に紛れず、松山と三杉が「世界か…」「世界…」と想いを巡らせている所。
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 つまり、この2名にも世界のサッカーを想う事があるという事なのだ。そして、これはいずれ来る彼らの海外移籍への布石になりはしないだろうか、という事。三杉はともかく、札幌にしか興味が無さそうな松山がわざわざほかの選手とは別のコマでこう思ってくれたのは非常に嬉しい。さっさとマンチェスター・ユナイテッド行っちゃいなよ!札幌には小田がいるから大丈夫だよ!今年J2優勝したんだから、もう日本にこだわらなくていいよ。



1号

〔指示の声と歓喜の声がピッチにこだまする 熱い復讐が終わるまで〕

 キックオフからいきなりシュナイダーが突進。(まだ代表に入ってる事が驚きの)ぺぺを吹き飛ばし、引き分けを持ちかけるブラジル選手達を完全無視。更にレオも吹き飛ばす。
 だがブラジル主将のラドゥンガには勝負を仕掛けず、カルツへボールを戻したシュナイダー。自陣へ反転したカルツにブラジル選手は一瞬安堵するが、それはフェイントだった。一回転してのパスの行き先は、新戦力シュバイル・タイガーボラン。既に『Road to 2002』で登場済みの、気鋭のプレーヤーだ。
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 シュナイダー達と同世代ながらJY・WYには出場しなかったタイガーだが、チームメイトの悔しさは痛いほどわかっている。その借りを返すのは、彼にとっても使命なのだ。
 タイガーは手数をかけず、一気に前線へパス。2人がかりのマークが付く長身FWマーガスはこれをスルー。タイガーの狙いは、あくまでエースのシュナイダーだった。
 慌ててシュートブロックに向かうブラジルDFだが、シュナイダーはこれを利き足の右ではなく、逆の左足でボールを叩く。これぞ彼のレフトレッグジャンピングボレー。ブラジルGKサリナス(まだいたのかこいつ)は触る事も出来ず、ドイツが早々と先制に成功。

 真の世界的ストライカーは、右でも左でもゴールが奪えるもの。日向が改めて世界の実力に驚く中、先制されてもブラジルはパス回しを選択しゆっくり試合を進める。あくまでゲームプランは崩さないというわけだ。
 そんなぬるま湯の展開に付き合う気は、ドイツイレブンにはさらさら無い。カルツがパスカットに成功すると、ボールをキープしたまま回転する「ハリネズミガード」を発動。相手を十分引き付けてからシェスターへと展開する。
 シェスターはすかさず前線へスルーパス。オフサイドぎりぎりのタイミングでマーガスが飛び出し、スペースへ抜け出ながらのポストプレーという離れ業。スルーパスをダイレクトで飛び込んでくるシュナイダーへと流す。
 0-5の屈辱が、たった1ゴールで晴らせるわけがない。遂に飛び出したゲルマン民族の燃え盛る炎、ファイヤーショットが無慈悲にブラジルゴールへと突き刺さる。
 ドイツ、あっという間に2点先取。だが、試合はまだまだ始まったばかりだ。


この週の感想:
 いいぞ、もっとやれ!マンガの世界でも7-1を再現しろ!ガンガン決めろ、シュナイダー!買う前の立ち読みで思わず心の中で叫んでしまった試合展開。多くの無印キャプ翼ファンの鬱憤を晴らす展開である事は間違いない。同時に、誰もがこのまま終わらない事、更にWY編の悪夢の再現も有り得ると思っているに違いないが…。
 既に登場しているせいか、もどきキャラながらタイガーボランはなかなかキャラが立っているように思える。わざわざ読み切りで出番を与えたラドゥンガあたりよりずっと魅力的なキャラだ。

 やっぱり、シュナイダーやドイツの面々が快調に攻めるほど、この後の試合展開が怖くて仕方ない。前述通り、陽一先生のブラジル愛は常に危険な領域へと突入している。まして、リアル世界ではブラジルがホームでの世界大会でドイツ相手に立ち直れないほどの惨敗を喫しているのだ。そのリベンジを陽一先生が考えていないと、誰が断言出来よう。
 リバウール、ナトゥレーザ、サンターナを温存し、過剰なまでに繰り返される「ブラジルは手を抜いている」というアピール。間違いなくこの3人はこの後投入されるだろうし、そうなった時の展開が怖い。「ドイツはOAを使わない純粋なU-23チーム」と書いていたのも何かのフラグに思えてならないし、しつこいようだがこの試合の行方が不安でならないのだ。だから、いくら盛り上がる試合展開でも、素直に喜ぶ気にはなれない。
 怖いんだよ、またドイツがブラジルの強さアピールの哀れな犠牲になる事が…これは私の考えすぎというより、そういうトラウマを読者に植え付けてしまった陽一先生に責任があるだろう。

 しかしレオとペペがまともに試合してるシーンなんて何十年ぶりなんだろう。鹿島アントラーズCWC準優勝おめでとうございます。こいつら鹿島でちゃんとレギュラー獲ってるんだろうか。
 ちなみに、この号から2017年扱い。ちょっと気が早いが、既に来年がスタートしてしまった。



2号

〔ほら、挑発乗ってこいよ!〕

 ゴールを決め、高々と天を指さすシュナイダー。その人差し指を、ベンチに座るリバウール、ナトゥレーザ、サンターナへと向ける。
「いつまで休んでるつもりだブラジル3大エース」
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 サッカー王国の怠慢サッカーへ向け、これ以上無い皇帝の挑発。ドイツこそがNo.1だ。そんなシュナイダーの強烈なアピールでもあった。
「サンターナ ちょっくら身体動かしにいくべ」
「ああ」

 たまらず、自主的にアップを始めるナトゥレーザとサンターナ。だが、シュナイダーからすればそれすら遅い。

 なおも猛攻を続けるドイツ。CKのチャンスにキッカーはタイガーボラン。左右両足で正確なクロスを送る事が出来る彼の加入が、ドイツにもたらしたものは非常に大きい。
 タイガーのキックの瞬間、シュナイダーがニアに動く。ブラジルは長身のマーガスをフリーにするわけにもいかず、当然マークは分散される。シュナイダーに付いていこうとしたブラジルDFをカルツがブロックして潰すと、皇帝が完全にフリーになった。
 そこへ意表を突くタイガーの低空高速クロス(ここで某人物が「俺の技だ」と言い出さずにホッとした)。マーガスの前に来たこのボールに飛び込んだのはもちろんこの男、シュナイダー。ダイビングヘッドで早くもハットトリックを達成する。
 両足でなく、頭でもゴールを決めるストライカー。彼の活躍で、ドイツが3点リードのまま試合を折り返す。

 ハーフタイムのブラジルチームは真っ二つに割れていた。あくまで予定通り体力の温存と2位での通過を優先する者、王国のプライドのため、何としても勝ちにいきたい者。
 ジョアン監督は、選手の自主性に任せると宣言。そこで意見を求められたのが、エースであるリバウールだった。
「…だったら 俺の意見は…」

 後半のピッチへ先に出てきたドイツイレブン、そこにブラジルの選手交代が告げられる。ブラジルのMFマルシオとシルバに代わってピッチに入るのは…。


この週の感想:
 チーム内の意見の分裂。これは試合中でもよくある話だし、それこそ「マイアミの奇跡」を起こしたアトランタオリンピックのU-23代表も、前園・中田を中心とする攻撃陣とDF陣には深刻な対立が生じていた。それを崇拝するブラジルチームにやらせるというのは、陽一先生にしてはなかなか思い切ったなと思う。
 前半だけでシュナイダーにハットトリックを決めさせたわけだが、やはり後半戦に向けて怖さしかない。そして2人しか交代させないという事はリバウールは真打ちとして残しておくという事だろう。もやもやしたものが残ったまま、来年の次号を待たねばならぬとは。だが読者を引き付けるという意味では成功しているとも言えるが。

 今号は秋本治先生の『こち亀』終了後初の作品掲載という事で、ステッカーが封入されていた。そのせいで私が買ったコンビニではしっかりと封がされており、立ち読みは不可能な状況。立ち読みが出来ないという事は雑誌に汚れや皺が付いていないという事であり、私からすれば非常に歓迎すべき事態だが…ネタバレブログさんの中には立ち読みで済ませている方も少なくなかったはずなので(かの『キャプテン翼アカデミア』もそうだった記憶が)、今回はどうしておられるのかちょっと気になる。
 あくまで個人的意見だが、ネタバレ感想なんて本来は営業妨害みたいなものだし、雑誌くらいは買っても良いと思うんだ。個人的意見ですよ、あくまでね。

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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
怒涛の更新待ってました!
私もゆでたまご先生と陽一先生の対談が面白すぎて・・・
両者の担当編集の方針やら先生たちのキャラの違いが出ていて
ホント読んでいて楽しかったです。
あの頃のキャプテン翼が北斗の拳の作画に影響を与えてたのは知ってましたが
まさかキン肉マンまでもそうだったとは。
そういえば100mジャンパーのヒロインも
今の女性キャラの作画と比べてカワイイですねぇ・・・
赤嶺さんは今まで女性キャラと違った感じに描こうと思って
努力はされてると思うんですけどね。
神田がボクシングで五輪出てるのも良いなと思ったので
後で何か絡みがないかなって楽しみにしている反面
ドイツがどうなるか怖いのは私も同意です。
シュナイダーはアニメ映画が先に出てきたキャラですけど
登場時は大物感があってカッコよかったですからね。
我らが松山も海外移籍を意識しだしているし
もう北海道から世界へ飛び出しちゃっていいと思いますよね
野々村社長もあたたかく送り出してくれると思います。

さて年末になって井出の移籍が発表されましたけど
米倉がガンバ退団の噂があると知ってビックリ
まだまだ来年のメンバーがきっちりと決まりませんが
とりあえずジェフに残ってくれる選手は応援しないと!
にしても、吉田眞紀人の木更津愛はハンパないですねぇ・・・
彼のちゃんとは木更津由来のものにしてもらいたいです。
すしを
2016/12/29 00:53
すしをさん:
お待たせして申し訳ありませんでした。
素晴らしい対談でしたね。あくまで先生方3人が話を進めた事が良かった理由と思います。
『北斗の拳』にも影響を与えていたんですか!陽一流コマ割、斬新だったんだなぁ…。
「100mジャンパー」、熱くて青くて素晴らしい読みきりだと思います。みゆきもかわいいですね。しかし今考えると「千春」と「みゆき」って…本当に陽一先生はフォーク〜ニューミュージックがお好きなんですね…。

ドイツがどうなるか本当に怖いです。さすがにわざわざ読者の不評を買うような事を繰り返すとは思いたくないですが…。
アニメ映画のドイツGKヘフナーはどこへ行ったんでしょうか…ミューラーに変わったのは明らかに正解でしたが。
ノノは快く松山を送り出すんでしょうか?w 今度誰かインタビューして欲しいです。

予想はされてましたが、井出は出て行きましたね。そのために清武弟を獲ったのかな。
仰る通り、残ってくれた選手を応援するのみです!
船山も成田でスクールやるらしいので,個人的に嬉しいです、このままジェフにいて欲しいなぁ。
マキトの木更津由来のチャント…それこそ“やっさいもっさい”の出番かもw
ランジェロ(年末感がない人)
2016/12/29 20:26

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