Come on United!

アクセスカウンタ

zoom RSS へぇ〜パチンコ化なんてしてるんだ? 【キャプ翼関連イベントとかキャプ翼ネタバレ感想とか】

<<   作成日時 : 2015/08/16 18:18   >>

ブログ気持玉 0 / トラックバック 0 / コメント 0

 スーパーブラックジャック?(ガチ無知)

 はっきり言って忙しい。忙しいは忙しいのだが、時間の使い方の下手糞さ(世界レベル)で自分の首を絞めているだけのような気もする。


                                                                 


【Captain Tsubasa】Wing Festa '15 Vol.1

 一切このブログでは告知しなかったが、6月に突如発表されたキャプテン翼ファンフェスタ2015に行ってきた。
画像
 勿論一人では行けないので、いつものように音速の貴公子にお供をお願いしている。

 このブログで告知しなかったのは、展開がやや急だったからだ。開催を知ったのが6/19で、ちょうど開催日の1ヶ月前。女子ワールドカップの試合を観ている最中にネット上に情報が流れてきたのだった。
 参加費用はまさかの無料。しかも事前に登録をすると、登録者の中から先着2000名までオリジナルタオルマフラーをもらえるとの事。そのシステムの必要性がよくわからなかったし、妙な気前の良さを多少訝しみながらも、すぐさま登録を済ませた。
 この時は既にグランドジャンプでの連載再開が決定しており、それに関連した景気付けイベントなのだろうと当初は考えていた。ブログネタのためにも、私が参加を拒否する理由は存在しない。自分が行動出来る範囲内ならば、時間が許す限りキャプ翼関連イベントには付き合うのである。それは使命とも言うべき行為だ。キャプ翼銅像の除幕式などその顕著な例である。

 それ以来、このイベントがWeb広告にて事前登録者を募っているのを何度も見かけた。画像は当日に某クソブログのスマフォ版に表示されていたものだが、前日ギリギリまで登録を受け付けていたのをこの目で見た。
画像
 大方、2000名の先行登録も埋まらないから直前まで告知を繰り返しているのだ、と思っていた。参加人数が伸び悩み、盛り上がりに欠けるイベントになるのだろう、とも。確かイベントの参加要綱には「10時から会場前に並ぶ事が可能」という文言があった記憶があるが、そんな物好きがどこにいるのだ、と鼻で笑っていた。
 イベントのタイムスケジュールを見ると、陽一神のトーク(計2回)や抽選会の当選発表(候補者発表と当選発表を2回ずつ、計4回)には1時間近くの間隔があった。その間暑い館内に張り込んでいるのも厳しいので、私と貴公子で入場と再入場を繰り返し、空き時間は近くのコーヒーショップやファストフード店で涼む…というプランを考えた。わざわざ2人の動きを記したスケジュール表を製作するほどの熱の入れようであった。

 だが結果として、この私の見通しはあまりにも甘かったのだ。


 迎えた当日、通い慣れた水道橋にAM11時に集合。会場前には既に行列が出来ていたが、前園のサッカー教室に並ぶ親子連れだと判断し、昼食のために一旦その場を去った。何より、東京ドームの都市対抗野球を目指す年季の入ったオッサン共の大移動のインパクトの前には、何ともスケールの小さいものに見えたのである。

 昼食と食後のコーヒーでたっぷり涼んだ後、東京ドームシティホールに向かった我々を待ち受けていたのは、ホール前には並びきれないほどの人だかりであった。
 「なんだこれは、たまげたなぁ…」と列の終わりを目指せば目指すほど、ホールの入り口から離れていく。焦燥感が募るが、ただ目の前の現実を粛々と受け入れる他に出来る事は無い。既に私のプランは完全に崩壊した事を認めざるを得なかった。
 その時の列の最後尾は、ホールの真上の東京ドームシティアトラクションズ(旧・後楽園遊園地)の入り口あたりにあった。入場まではあまりにも長い道程であるが、とにかくひたすら並ぶしかない。
 盛夏を迎えようとする陽射しが容赦なく照り付ける。一人だったら入場前にギブアップしていただろう。いつも付き合って下さる貴公子には感謝の念しかない。

 あまりの暑さと、先の見えない列に既にグロッキー気味だったが、問題は他にもあった。私の目の前に並んでいたオッサン(それでも多分私より若いんだろうなぁ…)が、列が進むタイミングになると突如立ち尽くし、列の動きをストップさせるのだ。私は当然それを押し退けるわけにはいかないし、隣で2列を形成している貴公子も私にタイミングを合わせなければならないので止まるしかない。結果、円滑に大行列が前に進まなくなってしまうのだ。
 立ったまま寝ているのか、それとも熱中症の危険があるのか…だが、隣から表情を見た貴公子曰く「普通に目を開けて起きてましたよ」との事。この頃、少々おかしな人に毎日のように遭遇していた私は、はっきり言って恐怖だった。暴れだしたり、私に絡んできたりしたらどうしよう…私はアルシオンのように素手でコンクリートを砕くほどの腕力を持っているわけではない。目の前の人が奇行をしないように祈るしかなかった。
 暑さ、待ち時間の長さ、そして目の前に立ちはだかる人物…そういった諸々にうんざりしながら貴公子と愚痴をこぼし合っていると、隣に来た後方列のオッサン(同世代だったりするのかなぁ…)が「事前登録は4000人以上いったらしいよ!」と教えてくれる。オリジナルタオルマフラーがもらえるかどうか、にわかに怪しくなってきた瞬間だった。


 なかなか待機列の2列キープを守らない前の2人にやきもきしつつ、入場できたのは並び始めてから約2時間後の事。
画像
 入場直前にもらったうちわには、無料ドリンク券が付いている。だから何なんだよ、この大盤振る舞いは。

 はっきり言って、キャプ翼の根強い人気を舐めきっていた。勿論、完全入場無料というファクターも重要であろうが、それとてキャプ翼自体に興味が無ければこんな暑さの中わざわざ並んでまで入場しようと思わないだろう。何だかんだで日本の漫画史に刻まれるほどの作品なのだと、このような形で実感させられるとは思わなかった。
 入場列には、色とりどりのユニフォームを着た人(女性が多かった)が目立った。私が確認出来ただけでも日本代表、鹿島、甲府、清水、チェルシー、アーセナル、オランダ代表など。自分もあのJ2クラブの黄色いユニフォームを着て来れば良かった…と少し後悔。次にこの手のイベントがあったら必ず着用したい。


 会場入りすると、お馴染みのメンバーの等身大パネルが出迎えてくれた。
画像
 右下のみ、パチンコ実機展示フロアーのタペストリー。
画像
 パチンコのムービー用に描かれたモデルらしい。全盛期の陽一絵をかなり上手くシミュレートしていると思う。

 タオマフは無事に受け取る事が出来た。まずはフロアマップで会場を把握。
画像
 この写真ではわからないが、この日の展示物及びイベントは以下のようになっている。
 (正直、公式サイトを見てもらうのが一番早い。 リンク:キャプテン翼ファンフェスタ2015

<1F>
・キャプテン翼なりきりフォトコーナー
 上記リンク参照。グラジャンの表紙や漫画内のコマに自分を合成した写真を撮る事が出来る。問答無用でFacebookページに写真が晒されるらしいので、当然ながらパス。それでもかなりの行列だった。
・キャプテン翼漫画図書館
 今まで発売されたキャプ翼コミックが読める。昨年のキャプ翼カフェでのサービス(ただし上野店のみ)と同様。イベント終了間際に結構な人数が駆け込んでいたが、どこまで読めたのだろうか…。

<B1F>
・CRキャプテン翼展示コーナー
 パチンコ実機の展示コーナー。狭かったので見てない。
・出展ブース
 いわゆる物販コーナー。詳細はこれも上記リンク参照。商品は昨年のキャプ翼展と特に変化は無く、目新しいのは原画レプリカのみ。ひとまず、試合会場ですら殆ど売られない南葛SCのハンドタオルを購入。

<B2F>
・キャプテン翼グッズ展示コーナー
 キャプ翼のレアグッズを展示。陽一先生の私物らしい。意外と発見があったので後述。

<B3F>
・キャプテン翼原画展
 あまりよく覚えていないが、キャプ翼展とのカブりは無かったような気がする。写真撮影は当然禁止。
・キャプテン翼夏祭りコンテンツ
 これまた上記リンク参照。FKチャレンジ、輪投げ、射的、ヨーヨー釣り、サッカーボールすくいなどをクリアすると缶バッジがもらえたらしい。子供が主役なので、オッサンは遠慮した。
・ステージ、アリーナ
 徳田耕太郎(フリースタイルフットボール2012世界チャンピオン)によるパフォーマンス、前園と南葛SCによるサッカー教室、ロボキーパーSGGK若林へのチャレンジ、陽一先生・益若つばさ・前園真聖によるトークショーや抽選会など。


 今回の私の目的は数々の展示物やアトラクションではなく、トークショーと抽選会のみ。
 2度にわたって行われる抽選会の目玉は、1回目が「『キャプテン翼ライジングサン』出演権」、2回目が「ドイツサッカー観戦ツアー」。当然ながら、狙うは出演権であったが…2時間近く遅れて入場した我々の抽選番号は、既に当選候補番号を大きく外れたものであった(私の抽選番号は2766だったが、1回目の当選候補番号は1000番台まで)。
 いきなり大きな目標を失い、オープニングトークも見逃してしまった私にとって、このイベントに意義を見出すのが難しくなってしまった。とにかく入場者が多く、あちこち見て回る気にもなれない。既に暑さで大きく体力を削られた私に、子供に混じって行列に並ぶだけの覚悟は無かった。

 ひとまず観客席に潜り込むと、何とか座る事の出来る場所を確保。大混雑を避けるため、我々はここを動かずトークショーと抽選会だけに照準を定める事にした。お互い、菓子や軽食を1度買いに行った以外は、ずっと席を動く事はなかったのであった…ちなみに、当初は入場と再入場を繰り返す予定だったと冒頭で述べたが、そんな事をしたらもうイベント開催時間内にはこの地に戻って来られなかったであろう。
 こんな調子なので、そもそも私がこのイベントをレポート出来る立場にあるかどうか怪しい。それだけの人出であったのだ。老若男女、国籍すら千差万別(少なくとも日本以外には4ヶ国の入場者を確認)。時代を超え、国境を越え愛される作品なのだと、否が応にも実感させられる。


 席の目の前が、SGGK若林への挑戦コーナーだった。
画像
 前園も失敗したように、かなりの難易度であろう事は容易に理解出来る。それでも、何度かSGGKの鉄壁の守りを突破している人もいた。近い距離で蹴る事が出来るハンデを与えてもらっているとはいえ、少年にもクリアーした者が結構いて驚く。
 成功している人に共通していたのは、速いシュートで斜め上の隅を狙うか、ポストにギリギリ当てて滑り込ませるか。小中学生の女子でも結構良い線いってる子がいたので、SGGKの誇りもズタズタであろう。

 そもそも、SGGKへの挑戦権は4つアトラクションのうち、2つをクリアーする必要がある。以下、上記公式サイトからの引用。
「S.G.G.Kからゴールを奪え! ロボキーパー若林源三 PK対決」に挑むためには、4つのミッションアトラクションのうち、2つをクリアしなければなりません。 4つのミッションアトラクションはどれも終日大盛況でした。

ミッション1 翼くんにピンポイントパスを通せ!
「ゴールデンコンビスルーパスチャレンジ」
パスを待ち受ける翼くんの足元にある直径40cmの穴の中にボールを入れれば、ミッションクリア!

ミッション2 ボールコントロールの基本を習得せよ!
「ボールはともだち トラップチャレンジ」
南葛SCの選手からパスをトラップし、枠内でボールを止めることができれば、ミッションクリア!

ミッション3 カウンターアタックの起点となれ!
「ドリームキック」
5枠の内、指定された3つの枠のどれかにボールが入れば、ミッションクリア!

ミッション4 最強ドリブラーへの道
「三杉淳テクニカルドリブルアタック」
制限時間内にドリブルでゴールできれば、ミッションクリア!

画像
 当然ながら、観客席で駄弁っていただけの私には具体的な内容はわからない。上記アトラクションのうち2つをクリアーしたとしても、更に大行列に耐えて若林への挑戦を待たなければならない。精神的にも試練を乗り越えた選ばれし者だけがこのチャレンジに挑む事を許されたわけだ。


 そして、私が狙っていた出演権は小学生男子の手に。
画像
 当選者はこれまた写真が晒されるので(一応、顔にぼかしは入っている)、当選しなくて良かったのかもしれないが。

 前園は、『ワイドナショー』でダウンタウン松本の口車に乗せられて坊主にしたばかり。
画像
 日本を28年ぶりに五輪出場へと導き、切れ味鋭いドリブルと奔放な発言でカリスマ的に崇められ、アメカジファッションで決めてCMにも出まくっていた時代の寵児。それが今では、すっかりお笑いタレントに…当時を知る者としては複雑であり、これだけ人間的に丸くなって人気を博した事が嬉しくもある。
 ゾノが坊主にした理由は、「なでしこがワールドカップ決勝で負けたから」という事になっている。去年のキャプ翼展といい、キャプ翼イベント開催直前(もしくは開催期間中)に代表が世界の桧舞台で惨敗するのがジンクスになりつつあるな…。


 前述したように、以後はずっと席に座ったまま、ゾノのサッカー教室や2回目の当選発表を眺めていた。
 「子供から大人まで楽しめる」と銘打たれていたイベントである。子供の楽しみまで私のような人間が邪魔してはいけないだろう。本当は並ぶのが非常に嫌だっただけなんだが。

 2回目の抽選も当然ながら引っ掛からず。ドイツサッカー旅行はこれまた少年の手に。
画像
 今後を担う人材が新鮮な体験を出来、それが今後の日本サッカーの未来にプラスになるかもしれない。一番良い結末だろう。そういえば、陽一先生は出演者の中で一番背が高かった。

 トークショーはこれといって特筆すべきところはなく、私が取り上げるようなトピックもない。
 益若つばさの名前の由来は、この漫画の主人公にして破壊神から取られている事は既に昨年のキャプ翼展の時に明らかになっているし、前園・徳田両名が世界に出て感じたキャプ翼の知名度と偉大さも、わざわざここでリピートするまでもなかろう。ゾノは「石崎くんみたいな髪形になっちゃいました」と笑いを取りにいっていたが。
 司会者の女性がグラジャンでの連載再開に何度も触れ、来場者への購読アピールを繰り返していたが…ネタバレ感想を書いている人間としては、無印原作しか知らないであろう人々が現在の連載を読んだらショックで立ち直れなくなるだろうなぁ…と複雑な思いでそれを聞いていた。

 陽一先生は、質問に応じて現在の日本代表選手をキャプ翼キャラに例えていた。以下、ほぼ原文ママ。
「川島選手が若林で、日向が本田選手でぇ、翼は香川選手でぇ…石崎君は、まぁ、岡崎選手とか、長友選手、かなぁと…まぁ、岬君は、あのぉ、爽やかなんで…ウッチーとか、内田選手とか、かなぁと…」
 当たり障り無い内容だが、今の川島は森崎程度じゃなかろうか…所属先がはっきりしないから中西でも可。


 運営側が予想外に多かった入場者のさばき方に若干手こずっていた感はあったが、イベントは滞りなく終了した。私が淡々と書いているので不満に思っているように見えるかもしれないが、それは私が色々見て回らなかっただけの話。久しぶりに陽一神を拝めたし、かつて憧れた前園を初めて生で見る事が出来て興奮したのは紛れもない事実だ。
 なにしろ入場無料である。無料でイベントを楽しめ、更にタオマフやクリアファイルまでもらってしまったのだ。文句などあるはずがない。

 陽一先生のクロージング・トークがまだ終わっていないというのに、2回目の抽選が終わった時点でさっさと帰る不届き者が多く、既に観客席に留まる人はまばらだった。勿論、アリーナにはまだ多くの人が並んでいるし、館内にも残っている人は多いが、帰り道にストレスは感じずに済みそうである。
 あまりにも館内展示を疎かにしていたので、陽一先生のトーク終了後に一通り会場を巡ってから退出しようという事になった。

 とはいえ、既に昨年のキャプ翼展にて数々の貴重な資料を見ている私達だ。無料のイベントに展示してある直筆原稿や過去の関連商品には、さほど新鮮さは感じない…はずだった。
 陽一先生の所有するグッズコーナー。土田プロ版放送当時に発売されていた塗り絵や文房具の数々と共に展示されていたのは、まさかのテクモ版関連ノベルティの数々。
画像
 フライヤー、ポスター、下敷き、etc...私は当然、テクモ版ゲームの殆どをリアルタイムで知らない。どこまでレアなものかはわからないが、少なくとも私には初めて見るものばかりだった。
 当然、ここにあったものは昨年のキャプ翼展にも展示されておらず、何より(テクモ版嫌いと噂される)陽一先生が大事に所有していたという事実にも驚く。最後の最後でサプライズが待っていた。この点に関しては、次回また詳しく触れてみたい。


 かくして、猛暑の中のイベントはあっという間に終わった。
 会場を後にし、各所を歩き回って辿り着いた遅い夕食の席上、このイベントの意義について想いを巡らせずにはいられなかった。何故、入場無料でここまでの規模のイベントを開催したのか。更に(先着順とはいえ)グッズを配布するという大判振る舞いまでしたのか。
 大々的に今度出るパチンコ台がフィーチャーされていていた事からわかるように、このイベントはパチンコメーカーのサンセイがスポンサーになっている。それでも、ここまでする必要があったのだろうか。独り言とも問いかけとも付かぬ言葉を愚かに並べていると、貴公子はこう言ったのだった。
「パチンコというものに拒否反応がある人が多いから、そのイメージを和らげてキャプ翼ファンに認めてもらおうとこのイベントを開いたんじゃないですかね。子供から大人まで楽しめるイベント、という事で全ての年齢層にアピール出来ますし」
 なるほど、私もここでようやく合点がいった。ジャンプ漫画パチンコ化の最後の砦の一角とされていたキャプ翼が、今回こうして遂に陥落したのだ。何らかの形でイメージを健全なものに保つ必要はある。その点はメーカー側も配慮したいだろうし、そのために陽一先生本人も力を貸したのだろう。さすがの洞察力に私は脱帽せざるを得なかった(私が鈍すぎるという見方も出来るが…)。

 今回のパチンコ化に関しては、既に陽一先生からステイトメント…って程でもないが、コメントが出ていたらしい。
『キャプテン翼』高橋陽一が反対していたパチンコ化を許可した理由 ファンフェスタ2015キックオフセレモニーで明かす(おたぽる)
作者の高橋が言うには『キャプテン翼』のパチンコ化の話も「2000年頃からオファーがあった」とか。しかし、『キャプテン翼』は子供向けの作品であり、ギャンブルのイメージが強いパチンコ化には反対していたのだとか。ところが、2011年の東日本大震災の際に、被災地に出向いた高橋は、そこでパチンコ店が被災者の娯楽として親しまれていることを目の当たりにし「みんなの力になるんだと思った。(パチンコ化することで)みんなの励みになるんじゃないか」と考えを改めたという。

 ネット上でも話題になっていたようだが、私は例によってその手のスレッドやまとめブログを一切見ていない。どんなレスが付いていたかは大体想像が付くが、確かに取って付けたような違和感があるコメントである事は否定しない。
 勿論、陽一先生は我々が思っているより遥かにピュアな人なので、これもまた本心だとは思うが(少なくとも、ネットで嘲笑するためだけに話題にしている人達よりは先生の事を知っているつもりだよ)。

 あくまでランジェロ個人の見解だが、キャプ翼パチンコ化の理由ははっきりしている。既にこのブログで書いた通り、(陽一先生がサポートしている)南葛SCのメインスポンサーがパチンコメーカーのサンセイである事だ。自らのライフワークとなった南葛SCのために、長年の自らのこだわりを捨ててまでパチンコ化を許可したのではないだろうか。そこに至るには当然、痛みもあったろう。すんなりこのような決断を下したわけではあるまい。
 パチンコ化には賛否両論あるし、キャプ翼が名作であるからこそそういった議論が巻き起こるのは当然だと思う。私はギャンブルの類は一切やらないから、正直に言えばパチンコ化には抵抗がある。
 それでも、私個人としては先生の決定を尊重したいと思っている。陽一先生はサッカーのために動いたという点では、今までの行動原理と何ら変わっていないからだ。

 よって、どこの漫画ライターなのかわからないが、どう考えてもこの発言者は勉強不足である。南葛SCの事くらい知っておいてほしかった。
「正直、失望しました。高橋陽一先生も初めはこの話を断っていたみたいなんですけど、急にどうしたんでしょうかね。大人気作品なので、お金に困っているとは思えないのですが……。一応『東日本大震災のときに復興の手伝いに行き、考えが変わりました。翼がパチンコになれば、娯楽として本やCDのように復興の励みになると思いました』とコメントはしていますけど、意味がわからないですよね。パチンコで稼いだ一部を支援するという話は出ていませんし、もしするとしても、パチンコで巻き上げられるお金の方がはるかに多いですから。そもそも、いくら翼好きでも、子どもはパチンコできませんからね」
(漫画ライター)

世界的コミック『キャプテン翼』は、こうして死んだ「ボールは友達」→「今度はぱちんこが友達だ!」(おたぽる)

 ある意味で、今回は陽一先生の南葛SCへの本気度が表出したイベントだったのかもしれない。勝手ながら、私はそう解釈している。


 帰りの車内は大混雑だった。
画像
 キャプ翼ファンである事を過剰にアピールするこの袋には、会場入場時に渡されたもので、タオマフやクリアファイル、各種フライアー等が入っている。これを持って電車に乗り込むと、バンドマンとその取り巻きたちが一斉に私を睨み(ぶつかったせいだろうが…)、目の前のカップルが何故かモバマスとラブライブの話を始める(「萌え萌えなラッピングバス」がどうとか言ってた)という、なかなかファンキーな自体を巻き起こした。

 おうちに帰るまでがイベントです。油断出来ない一日は、なかなか終わりそうになかった。


                                                                 


【Response】コメント返信

 いつもありがとうございます。


すしをさん:

 7月のジェフはとんでもない事になってしまいましたね…そして現在でも苦闘は継続中。あまりに厳しい現実ですが、ただただ選手達の頑張りを信じるしかないですね。

> 一度書いたのが消えてしまったので・・・
 最近このブログサービス自体が不安定なように思います。想定外のトラブルが起きて記事が消える事も多いですし…ご迷惑をおかけして申し訳ないです。

> 当時の漫画に洋楽ミュージシャンがやたら出たのは深夜番組の「ベストヒットUSA」が流行っていたからじゃないでしょうか?
> 日向の猛虎Tシャツロッカー姿にも繋がるんじゃないかと思います。たぶんw
 なるほど!参考になります。それは間違いなく影響しているでしょうね。今でもBSやラジオで小林克也氏が番組を継続していますが、全盛期はまさに洋楽の入門番組として人気を博していたと聞いています。
 日向はヴァン・ヘイレンの「Jump」を歌うって言ってましたね。なんとも80'sな選曲。

 縮尺のおかしなダブルネックのギターを持ってた日向ですが、ギターの柄はちゃんとヴァン・ヘイレンのものを再現してて「陽一先生、こだわってるな」と思った事を思い出しますw

> 何を言いたいかというと、当時の私もバスケ部だったからです。
 本当はサッカーをやりたかったのに、サッカー部がなかったので部活の中で一番サッカーに似た競技だと思って選んだ結果でした。

 日本のバスケの女子人口は今でもトップクラスですよね。そして、女子サッカー選手の受け入れ先も未だに昔と変化がないと思います。これは今後に向けての重要な課題ですね。そんな競技人口の中で世界トップの女子プレーヤー数を誇るUSAと毎回名勝負を繰り広げているのだから、これは偉大な事だと思いますが、だからこそもっとサッカーを男女問わず気軽にプレーできる環境が整備されてほしいです。

> しかし日本がちょっと成績を残すと「勝って当たり前」なマスコミの報道の仕方はどうなんでしょうねぇ・・・
 負けたら無視か手の平返しのバッシングですからね。これはサッカーに限らず、殆どのスポーツがそうですが…「代表は勝たなければならない」という事を今まで繰り返し書いてきましたが、これは勝利至上主義というより、この国のマスコミを相手に報道を増やし競技を普及させるには、現状ではこれ以外にないからです。あまり健全ではない状況ですよね。

> そういや翼も交通事故になりかけてましたっけ・・・
 連載初回からいきなりでしたねw
 コーキの話は知らなかったです。陽一先生はサッカー選手の交通事故率の高さを予言していたのかも…って、それも嫌な話ですが。

> ランジェロさんのレポ、私は好きですよ。
 ありがとうございます。そう言っていただけると励みになります。
 別作品も追っかけるのは愛があるからこそです。だからこそ、ナンバーは早く買わねば…。


はじめましてさん:

 初めまして。いつも読んで頂きありがとうございます。

> 土田プロ版の日向小次郎の父親の話は私も泣きました。
 確か南葛との決勝戦で「いつも一人だと思っていた俺 周りはみんな敵だと思っていた俺…」から入る回想に挿入されたと記憶しています。

 それです!色々と思い出しました。屋台のオッサンへビール瓶のケースを届けたり、ドリブルしながら朝刊を配ったり…翼へのライバル意識を剥き出しにして尖っていた日向も、地元では小学生ながら苦労して働く良い子で、そんな日向を周りの大人達も優しく見守っているという感じのエピソードでしたね。汗を拭って笑う日向の表情が印象的でした。確か埼玉から大人達がよみうりランドまで応援に来ていた記憶もあります。
 原作に追い付かないように、そして土田プロの綱渡りの制作状況を鑑みての引き伸ばしのための苦肉の策だったのでしょうが、意外な日向の素顔が見られて個人的にかなりグッと来ました。
 WY編の逸話は、個人的にはなかった事にしてほしいです…。

 今後もよろしくお願いします!


島村ジョーさん:

> ・・・と、言うか、その時の小次郎の見た目が翼達と戦っている時と全く違った事が、このお話を更に印象深くしているように思います。
 翼と対戦している時の表情と違って、凄く好青年(少年か)でしたよね。昨今の日向の情けない笑い顔とは全く違う、いい男の笑顔という感じでした。鈴置さんの演技も良かったなぁ。

> 高橋先生が描いたお話は土田プロの作ったお話から比べると、イマイチでした。←(個人の感想です。)
 私の場合、一気にキャプ翼知識を取り入れたので、リアルタイムファンの方と違ってタイムラグがありませんでした。無印原作→土田プロ版→WY編原作をほぼブランク無しで読んだり観たりしましたが、その分WY編での交通事故エピソードは「あれ?なんか違うんじゃね?」と違和感が際立ってしまったというのが正直な感想です。
 私も土田プロ版の方が好きでしたね…アニメで涙腺が緩んでしまった直後だっただけに、余計にそう思ってしまいました。
 土田プロ版の引き伸ばしエピソードで他に覚えているのは、松山のイーグルショット開発秘話ですね。朝も暗いうちから練習に打ち込む松山の男前っぷりに惚れました。


                                                                 


【Captain Tsubasa】『キャプテン翼 ライジングサン』ネタバレ感想 STIN君ね!?

 グラジャンを買ったまま、一週間以上全く読まずに放置していた…このネタバレのためにようやくページを開く事になる。我ながら、やる気が全く感じられない…。


〔フラグで次回の展開を予想させるなんて・・・最も下劣で、憎むべき行為だと思います・・・(言い過ぎ)〕

 空いたスペースを駆け上がるダビィに、センターの位置からカバーに向かう三杉。そして岬もそこに加わる。
 クライフォートの上がりを待ったダビィは、マークの2人に背を向けた。一瞬怯んだ三杉と岬の隙を突き、自らボールを上げてオーバーヘッドキック。このボールがそのままクロスになるのだ。
 中央に走りこむクライフォートには翼が付くが、クライフォートはジャンプせずにスルー。翼は完全にこれに釣られた。オランダ監督のレイハートは、ブライアン・クライフォートの兄であるスタインのかつての言葉を思い出す。
「20歳のオレがあいつのフェイントに何回もひっかかるくらいですから ホントですよ」
 危険なほど翼によく似た笑顔のスタインの言葉は、決して間違っていなかった。ブライアンに翻弄された翼も動揺を隠せない。

 ボールはCFライカールへ。これにはしっかりともう1人のCB次藤が体を寄せる。さすがにライカールといえどもヘディングシュートにはいけず、ボールを下に落とすのが精一杯。
 だが、ライカールは最初からシュートを狙っていなかった。落としたボールは、走り込むクライフォートへの絶妙なポストプレーとなる。日本の裏をかいた、オランダの流れるような攻撃。
 仕上げは、エースであるクライフォートの華麗なスパイラルジャンピングボレーで飾る。
「よし決まったァ!!」
 オランダ選手はゴールを確信し、ガッツポーズを作るのであった。
「兄さん…まずは一点返すぞ日本!!」
 スタジアム上空に浮かぶスタインの笑顔は、果たして弟のゴールを見る事ができるのだろうか。


この週の感想:
 関西の猛虎は私にこう言った。オランダ選手の「決まった!」という叫びは、単なるフラグにしかなっていない、と…私も同感である。
 だが、これでゴールが決まらなかったら更に試合が引き伸ばされる事になる。果たして陽一先生はどのような展開に持っていくつもりなのだろうか。キャプ翼ファンイベントでお疲れだとは思うが、あっと驚くストーリーを期待している…と思い切りハードルを上げておこう。

 あとは、スタインがどんどん主人公ことサッカー破壊神に顔が似てきているのはかなり問題があるように思う。私みたいな信者が指摘するくらいだから、よっぽどの事態だろう。とりあえず、あのウインクしながら笑う顔を主人公限定にすれば、もう少し見分けが付くようになると思うんだが…硬派だった日向も『Road to 2002』以降は情けない笑顔を度々見せるようになったし、笑いの表現は無印以降の絵の問題の一つだな。
 幸いこの点においては、(出番が少ないせいか)松山と三杉のキャラがあまり崩れていないのが救い。この2人があの顔で笑うようになったら、絶望以外何ものでもないな。

テーマ

注目テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(0件)

内 容 ニックネーム/日時

コメントする help

ニックネーム
本 文
へぇ〜パチンコ化なんてしてるんだ? 【キャプ翼関連イベントとかキャプ翼ネタバレ感想とか】 Come on United!/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる