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zoom RSS うん、おいしい!(ナイナイ岡村) 【サッカー書評とか『誇り』ネタバレ感想とか】

<<   作成日時 : 2013/11/04 23:17   >>

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 (霊夢が作ったクッソ適当な手料理をランジェロが10万払って食わされた時に涙目で言った一言)


                                                                 


【Football Culture】フットボール書評 Books are Burning 第5回

 久々のコーナーだけど、今回は感想だけね。


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フットボールネーション(ビッグコミックス)
大武ユキ

 大武先生のこの作品ももう5冊目。3巻を買ったのは随分前だけど、最近4巻を先生のサイン入りで入手し、5巻もすぐさま手に入れたので感想を。
 多分意図してはいないのだろうけど、巻ごとに新たなテーマが提示されている気がする。それがその巻の大きな
柱となってストーリーが進む感じ。
 3巻は、わかるようでわからないところもあるオフサイド。サッカー誕生以来、最も微調整されてきたルールでもあるので、このタイミングで取り上げるのは正解だと思う。
 4巻は、大脳と小脳の使い方という意外なところから、脚以外の使い方もサッカーには必要不可欠だという割と王道のレクチャー。
 5巻では、Jサポなら誰もが心に引っ掛かるであろう“不良債権”の話。
 特に5巻は色々とリアルな話で、現実世界での似たような例を思い返してしまう内容だったなぁ。不良債権、つまり作中のセリフを借りれば「自チームのユース育ちの選手が、せっかくトップチームに上がれたのに期待したような活躍をしないとそう呼ばれる」ような事例。「手塩にかけて育てた選手だけに、簡単にあきらめることも放出することもできず…ってこと」なのがサポーターとしてもフロントとしても悩ましいのである。

 この漫画は、やっぱり国内サッカーのファンをやってるととても身近に感じる話題が多い。ただ、そんなこまごまとした事情を知らなくても、千尋率いる東京クルセイドの成熟に至る過程や、一之瀬の苦悩の原因などストーリーで十分惹き付けられる。漫画として完成度が高いと思う。
 筋肉の使い方や歩き方など、既存の日本サッカーのやり方を真っ向から否定するような挑戦的な内容だった事もあって、専門家からの批判も少なくはないようだ。某巨大掲示板での評判はわからないが、これだけ尖った内容だと当然素直に受け入れられているとは思わない。
 だが自分にとっては東京クルセイドの面々がどのようなサッカーで天皇杯を戦っていくかといったようなストーリーに興味があるので、細部の間違いなどははっきり言ってどうでもいいのだ。多少語弊があるかもしれないが、つまり漫画そのものを楽しみたいのである。
 5巻ではいよいよJ2の湘南と対戦した(オニールのモデルは、去年までうちにいた巨人FWオーロイだろう)。この後J1のクラブとどのような戦いを繰り広げていくのか、今から楽しみで仕方ない。


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あしがる(角川コミックス・エース)
ゴツボ×リュウジ

 某氏に紹介されたり、某巨大掲示板の某スレでチラチラ宣伝されたりしていたので(某ばかりだな)、フットボールネーション5巻と共に購入。
 フットボールネーションの後に立て続けに読んだので、最初は多少かったるさも感じたものの、いつしか独特のぬったり感漂う作品世界に引き込まれ、すっかりお気に入り作品に。
 高校デビューを目指し、一度は廃部になったサッカー部復活を目指す女子たちの話…というのが大まかなストーリー。ジャケのイメージから、女子たちが女子高でスポーツに興味のない周りの生徒たちから異端の眼で見られながらも、百合百合萌え萌えイチャイチャする漫画…というのを想像してしまいそうだが(自分はちょっと期待していた)、全然そんな事はなかった。
 まず舞台は共学の高校だし、そもそも身体能力馬鹿である主人公の南船木園(みなみふなき その)はイケメン大好きで意中の男性教師を振り向かせるためにサッカーを始めようとするし、可憐な天才サッカー少女の祇園青名(ぎおん あおな)は男子たちにモテモテだし、作ろうとしているサッカー部が“女子サッカー部”になるとは一言も書かれていないし、この巻のクライマックスは男女混合で臨む校内フットサル大会だし(『ばもら!』を思い出す)…と、どう考えても萌え漫画のテンプレからは外れている。

 正直、1巻の時点ではどういう漫画になるのかわからない。最初はフットサルと微妙なボッチ女子の心境、そして女子の友情を描きながらも、徐々に恋愛方面のみにテーマをフォーカスしていってしまった『ばもら!』のような例もあるし(いや、面白い作品だったけど)、どのようにストーリーがシフトしていくのかは見守るしかない。
 だが、この時点での印象はとてもグッド。確かにまだサッカー漫画と呼べるような内容でもないが、狙っているのか狙っていないのかわからないギャグや描写に、気が付けばクスクスと笑ってしまっている。独特の空気に浸っているのが気持ち良くて、「かったるい」と感じたファーストインプレッションはどこへやら、早く次の話が読みたいと思うようになってしまっている。
 アニメ化とかしたら観るよ、絶対。題材がサッカーだから難しいだろうけど。ゴツボ先生は他にもサッカーを取り上げた作品を描いているようなので、そちらもチェックしてみたい。とりあえず、今後が本当に楽しみな作品。
 単行本に読者アンケート葉書が挟まっていたけど、普通に描いて送ってしまおうかと思っているほど。週刊少年ジャンプの偉大な漫画家先生に感想を送った小学校時代を思い出すぜ!(そんな過去はないが)


                                                                 


【Hokori -Pride-】『誇り〜プライド〜 あれから二人〜同じ想い 違う場所〜』ネタバレ感想 (また3号分も溜め込むなんて)冗談はよしてくれ(タメ口)

 もはやネタバレの意味を成してないんだよなぁ…でもこれからなぁ、こういう事いくらでもあんねん…慣れていかんとあかんでこういうの…(開き直る屑)。


11月1日号

〔良かったらJ1昇格プレーオフの話でもしましょうぞ(武士)〕

 岩住の激しいタックルに転倒するヒロ。だがノーファール。ここから勢い付いた函館が試合の主導権を握りだす。
 必死に押し返す大分だが、ゴール前でのクロスを頭で押し込んだのはブラジル人FW・ドゥラト。このフェータルな一戦の先制点を奪ったのは、J2総合順位が上位の函館だった。つまり、引き分けでも昇格が決まる函館にとっては、2点分の絶対的なアドバンテージを得たに等しい。
 必死にボールを呼び込むヒロだが、タッチすら出来ずに前半が終了。大分の攻撃パターンは、若き知将・神塚に徹底的に研究されていたのだ。
 ロッカールームで気合を入れなおした大分だが、後半に入っても函館の鉄壁のCBコンビである岩住と吉田、更にボランチとして潰し屋となっているブラジル人・サンドロの壁を崩せない。
 大分の悪夢はこれだけでは終わらなかった。後半15分、崩せなかったそのサンドロに豪快なミドルをぶちこまれ、絶望的な二点差を付けられてしまう。
 大分ベンチはこれで開き直った。MF堺に代えてDF山本を投入。そして、センターバックの青山(高杉に危険な程酷似)を前線に上げ、ロングボールを蹴り込むスクランブル態勢のパワープレーに入ったのだ。
 長いボールを競り合う青山と吉田。だが、DFとして鍛えられた吉田はジャンプでも負けていない。何とかボールを跳ね返す。しかしこのこぼれ球をヒロが拾い、そのままドリブル突破。これを今度は岩住がタックルで止める。
 試合冒頭の場面を思い起こさせるシチュエーション。しかし、今度はヒロも倒れない。体勢を立て直し、そのままオーバーヘッドシュートを狙うのであった。

この週の感想:
 あっという間に前半が終了。だがダラダラ引き延ばすよりはずっといい。ヒロ、岩住、吉田と両クラブ監督以外の監督以外はキャラが弱いが、この際それは言いっこなし。ドゥラトの得点シーン、最後のヒロのオーバーヘッドの場面などは、往年を髣髴とさせる迫力ある絵と構図。悪くない回です。
 しかしこうなると大分はタレント不足な気もしますな。ヒロに楯突く天才型の後輩とかが一人くらい欲しかったような気もするけど、そこで話を使っちゃったらヒロとカオリのストーリーが後回しになっちゃうから仕方ないのかな。
 それにしても、これはどういう意味なんだろう。多分誤植だと思うんですけど(名推理)。
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 今『東京シャッターガール』って不定期連載なんですかね?


11月8日号

〔愛のパワーをください!(下手クソな演技)〕

 ヒロが放った渾身のオーバーヘッドが、函館ゴールネットに突き刺さる。後半22分、函館が一点差に詰め寄った。
 ボールをセンターサークルに戻し、すぐさま試合再開を望むヒロ。この勢いを削ぐために動いたのは函館ベンチ。神塚監督は、先制点を挙げたドゥラトを下げ、守りのスペシャリスト脇田を投入。マンマークでヒロを封じ、このまま守り切る作戦だ。
 ロングボールを上げ続ける大分だが、更に固くなった函館の守りを崩す事は出来ない。ただ時だけが浪費され、時計は40分を過ぎていた。ヒロの脳裏に浮かぶのは、かおりの顔。そして彼女に宣言した約束。彼は仲間にパワープレーではなく、足元へのボールを要求する。
 マンマーカーの脇田は当然ヒロのチェックに行くが、これを一瞬の股抜きフェイントで置き去りに。更に、サンドロのタックルもジャンプ一番(遂に出た!陽一的定型句!!)かわした。ノブとの個人トレーニングの成果は目に見えて効果が出ている。
 二人を抜かれて焦る函館DF陣。詰め寄ろうとする吉田を制し、ここは岩住がヒロを止めにいく。だが、ヒロは彼らの一瞬の綻びを見逃さなかった。岩住に付かれる前に、右足を迷いなく降りぬいた。
 唸りを上げてゴールネットへと吸い込まれる、ヒロの完全復活をサッカーファンにアピールする豪快な同点弾。喜びの咆哮を上げるヒロだが、時間はアディショナルタイムへと突入していた。

この週の感想:
 かおりへの想いと宣言、ノブとのトレーニング、更には吉田・岩住・神塚の完璧なキャラ立ち。長い間伏線を張った効果がここに来て見事に結実した、近年稀に見る充実の回。前回から引き続き絵も迫力をキープし、汚れ具合なんかもとても良いと思う。
 「ジャンプ一番」という往年の名文句が思わず出てしまったのは、陽一先生の好調ぶりを表しているのではないだろうか。ここまでの作品が描けるのに、何故キャプ翼は…いや、何も言うまい。
 NTRがどうだとか、そんなもんストーリーの中の一場面でしかないんだよなぁ。陽一作品を語りたいんならちゃんと漫画そのものを読もうぜ、漫画をよ。

 『DIRTY』の主人公(?)である工藤俊輔が、『キャッツアイ』のトシが10年くらい歳食った姿に見える。だが「俊輔」という名前は正解。俺の感覚は間違ってない。


11月15日号

〔ゴールが入ってないやん〕

 あと一点でハットトリック、あと一点でJ1。静かに闘志を燃え上がらせるヒロ。
 函館ベンチは、大ベテランである岩住の交代を神塚監督に進言していた。既に彼のスタミナは限界に近付いている。しかし神塚は、アップしている選手も全員ベンチに座らせるように指示。岩住と心中する構えなのだ。全幅の信頼を置いているからこそ出来る采配である。
 この試合の大分のキーマンはヒロ。そう感じた吉田は自らのマーク担当選手をサンドロに任せ、脇田と二人でヒロのマークに付く。DFとして確実に吉田は成長していた。
 30歳を超えたベテラン、更に脇田だけでなく吉田とのマッチアップ。復帰から間もないヒロにはあまりにも過酷な状況である。
 CKのチャンス。恐らくはこれがラストプレーだろう。GKまで相手ゴール前に上げる大分。高く上がったボール、背の低いヒロは敢えて選手達の密集を離れた。ヘディングの競り合いからこぼれたボールを狙うのだ。勿論、どこにボールが来るかはわからない。頼れるのは、長年培ったFWとしての勘のみ。
 果たして函館GKが弾いたボールは、どフリーのヒロの目の前にこぼれてきた。それに吉田も反応しタックルにいくものの、シュートフェイントで切り返す。そして、左脚でのシュート。
 最後に巡ってきた函館の決定的なピンチに、岩住も反応した。ベテランの神通力か、神塚の信頼が何かを呼び込んだのか。刹那の中で懸命に足を伸ばした岩住の脚にわずかに触れたボールは、クロスバーを叩く。
 ヒロ、ラストチャンスでゴールならず。直後に国立競技場のピッチに鳴り響く、試合終了の笛。2-2のドローながら、通年順位が上である函館の悲願のJ1昇格が決まった。
 崩れ落ちるヒロ。J1昇格も、そしてかおりの事も…全てが目の前で断たれてしまった。

この週の感想:
 まさかまさかのオチ。キャプ翼じゃありえないこの幕引き!次回どうするんだろう。楽しみです。いやほんとに、『G-23』の新田の隼蹴り以来かもしれない、こんなに楽しみなのは。まさか千葉の出場だけじゃなく、大分の昇格もなかった事にするとは。色々変えてきたなぁ。
 週刊なのに明らかにヤンジャンの時より絵に力が入っているのは、アシスタントさんの人数が増えたとかそういう要因があるんでしょうか?
 こういう結末になったってことは、まだまだ連載が続くという期待を持ってもいいのかな?

 二宮清純のスポーツコラム、野球ときどきラグビーって感じで他の競技を見たことねぇぞ。

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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
このお話の主人公もそうですが、高橋陽一先生は、翼君以外のキャラクターには、厳しく、イバラの道を歩ませているような気がします。

夢は、なかなか叶わない、頑張っても儚く砕け散る・・・

特に、日向には容赦ない。


なのに、何故?!翼君の夢は簡単に叶えられ、順風満帆に世渡りをさせてしまうのか・・・?!

高橋先生の考えは全然分かりません。

高橋先生の翼君贔屓が、大空翼を嫌いにしてしまう原因を作ってしまっていると言うのに・・・

先生には翼君に厳しい道を歩ませられない、何らかの理由があるのでしょうか・・・?!
島村ジョー
2013/11/07 02:29
ゴツボ×リュウジ先生はデビュー作(短編:ササメキ・連載:ササメケ共に)がサッカー漫画でしたね。

ちょうどエースを購読していた時期なので覚えてます。
当時(約10年前)は斬新なデザインだなーとか思ってた記憶があります。

内容はイタリア帰りの主人公が高校の....
続きはコミックスで!
dact
2013/11/07 19:03

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